SOLA TODAY Vol.507
iPhoneXの登場で、顔認証という機能が一般的になった。この機能はこれから先、様々なものに応用されていくだろうと思う。
すでに中国では、政府が主導して顔認証システムを導入している。街を歩いていて交通違反をすれば、監視カメラの映像から個人が特定される。プライバシーの侵害を訴える人も出てくるだろうが、世界的な流れとして同様のシステムが導入されるのを避けることはできないだろう。
だけどネガティブなことばかりじゃない。どうせならその機能で楽しもう、というアプリが登場している。
そのアプリは、「アート&カルチャーアプリ」というGoogleが提供しているもの。残念ながら日本ではまだリリースされていない。だけどかなりの人気アプリなので、近いうちに日本でもダウンロードできるようになると思う。
とてもシンプルなもの。自分の写真をアップロードする。するとデータベースにある大量のアート作品から、自分の顔にそっくりな作品を選んでくれるというアプリ。
100年以上も前の著名な画家が、もしかしたら自分の肖像画を描いてくれているかも? そんなことを楽しめるアプリらしい。この記事でいくつか具体例が紹介されているので、抜粋してみた。
おぉ、たしかによく似ている。いつごろの作品かわからないけれど、この人の先祖かと思ってしまうほど。
だけどコンピュータのやることなので、特徴のとらえ方によっては思わぬアート作品と対面することになる。
これはヤバい! あはは、たしかにアート作品だよね〜www この男性、めちゃめちゃショックだったろうね。だけどTwitterのネタにはなるから、ちょっと美味しいかも。
なかなかよくできたアプリだと思う。やってみたくなるなぁ。
これなんか、どうみても本人だよね。他人のそら似だとは思えない。
日本でこのアプリがリリースされたら、かなり流行すると思う。ボクもダウンロードしたくなる。ただ、日本人なので、東洋系の顔がアート作品には少ないかもしれないね。
顔認証が進歩したから、こうしたアプリができるのだと思う。そして有意義なことにも応用できるはず。指名手配の人物を探したり、行方不明者の捜索にも利用できる。プライバシーの侵害というデメリットばかりに目を向けるのではなく、有効利用するシステムを構築していけばいいと思う。
このアプリ、早く日本で出ないかなぁ。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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