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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.508

大卒者の就職内定率が上昇しているというニュースを見た。景気が上向きになってきた反映だろうけれど、いまだに人気がある職業に銀行員というものが登場するのに驚いている。

 

お金に対する概念が変わりつつある。いや、正確に言えば、本来の概念に戻りつつあるということだろう。それを象徴しているのが、ビットコイン等の仮想通貨だよね。だから銀行の必要性が疑問視されつつある。そんな実態がまだ一般に浸透してないから、銀行員を希望する人がいるのだろう。

 

だけどそれは泥舟に乗ることになるかもしれない。

 

年収1000万以上のメガバンクから転職する人続々 「ガイアの夜明け」にみる「夢ある金融の姿」とは

 

そんな泥舟から逃げ出す人が続出している。年収1000万円を超えるメガバンクを辞めて、転職している人が増えている。その理由は人それぞれだけれど、銀行が従来の組織と変わってきたことが根底にあると思う。

 

この記事で、メガバンクで1000万円の年収があったTさん(33)がこう述べている。

 

「いまの形態での銀行は存在しなくなる。最終的にいまの形態ではない銀行が新たに誕生すると思っています」

 

この短い言葉に、今の銀行の現状が象徴されている。今の形態の銀行に満足できない人、あるいは希望を持てない人が、新しい世界を目指して転職しているのだろう。だったら今の形態でない銀行とはどのようなものか?

 

それはわからない。おそらくメガバンクの経営者たちも模索している段階だと思う。仮想通貨は中央集権の貨幣制度を破壊してしまう。国家の中央銀行が発行する貨幣が存在意義を失い、国家が貨幣の発行権を失うことになりかねない。

 

中国や韓国で仮想通貨に対して規制が起きているのは、そのことを恐れた国家の焦りだと思う。だけど最終的にはどうしようもない。

 

仮想通貨を構成しているブロックチェーンというのはプログラムであって、国家が規制できるものではない。すでに世に放たれている以上、どうしようもない。一時的に国家規制の影響を受けることがあっても、結果的には屈服するしかないだろう。

 

だから新しい概念に対応できない銀行は、潰れていくしかない。まだ危機感を持っているメガバンクはマシかもしれない。地銀や信用金庫という組織は、明るい未来を想像することは難しいだろう。それほど現状は逼迫している。

 

この記事のような転職の動きは、さらに加速すると思う。でもいいことだよね。既得権益が崩れていく様を見るのは、どこか心地いい。その結果によって便利で快適な社会になっていくのなら、こうした変化は歓迎すべきだと思うよ!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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