トム・クルーズならOK
昨日の東京の雪はマジですごかったね。昨晩から今日にかけてのTwitterは、雪の話題で持ちきり。たしかに都会で20センチ以上も積もったら大変。神戸なんて坂が多いから、立ち往生したり追突する車で道路はあふれ返るだろうな。
雪は降っていないけれど、神戸も寒波がやってきた。明日の朝は氷点下らしい。家にこもって仕事できるだけ、ありがたいと思わなくっちゃね。
さて、たまには新しい映画を観ようということで、最新のDVDを借りてきた。
『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』という2017年のアメリカ映画。
『ミイラ再生』という1937年に公開された映画のリブート作品とのこと。もちろん映画の舞台は現代になっていて、最新のCG等が駆使されている。
先日2017年の映画について、ベスト10とワースト10が発表されていた。面白いことに、ボクが映画館で観た『ブレードランナー2049』が、ベストもワーストも1位だった。それほど大勢の人の心をつかんだ作品だということだろうね。ボクもベスト1に推したい作品。
そんなワースト映画の2位に記録されたのがこの作品。特にプロの評論家たちから酷評されたらしい。ユニバーサル映画におけるモンスター映画を復活させる目的で立ち上がった、『ダーク・ユニバース』という制作会社の第1作目だったけれど、ちょっとコケちゃったという雰囲気とのこと。
おそらく『ミイラ』という部分が先走って、『ハムナプトラ』のような映画をイメージした人が多かったのかもしれない。だからおどろおどろしいモンスターやゾンビが出てくると、なんじゃこりゃ、ということになったんだろう。
ボクも予備知識なして観たので、最初はとまどった。でもそういう主旨の映画だと理解したら、かなり楽しんで観ることができた。エジプトの王女と、後の時代の十字軍の関係があいまいなのが気になっただけ。あのあたりの設定がごちゃごちゃしていて、スッキリしないのが酷評の原因だったのでは?
だけど映像は見応えがあったし、トム・クルーズとラッセル・クロウの初共演も良かったと思う。ボクはなかなか面白い映画だったと思う。まだ新しい作品なので、ネタバレはしないけれど。
トム・クルーズ演じるニックが乗った軍用機が墜落するシーンがある。急激に落下する場面で、乗員が無重力になるところがある。どうして撮影したんだろうと思いながら観ていた。DVDの特典映像でメイキングを観たら、本当に無重力を再現していたらしい。CGじゃなかったんだ!
先日のニュースで、『ミッション・インポッシブル』の撮影中に怪我をしたトムの復帰記事が出ていた。この無重力の撮影もトム本人が参加している。周囲は心配するだろうと思うけれど、自分が演じようとするプロ根性は素晴らしいと思う。
ボクとしたら、トム・クルーズが出ているだけでOK。彼が内容に納得して出演しているだけで、その映画を信頼して観ることができる。ファンとしての想いだろうけれど、映画なんてそんなものだからね。
ラッセル・クロウなんて、トムより歳下だよ。だけで二人のやり取りを映像で観ていたら、トムが青年に見えるほど若い。それほど日常から節制して、ストイックな生活をしているからだと思う。これでこそプロだよね。
今年公開される『ミッション・インポッシブル』の最新作を、今からワクワクして待っている。このシリーズだけは、何があっても映画館で観たいからね。いずれトムもアクションから離れることになるだろうけれど、できる限りファンを楽しませて欲しいと思う。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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