高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.529

今朝はめちゃ感動した記事を紹介しよう。感動したなんて言うのは失礼なんだろうけれど、心が大きく揺さぶられた。

 

毎日16時に「認知症の親」が徘徊する深い理由

 

認知症はその本人だけでなく、介護している人も苦労が多い。ボク自身が経験をしたわけじゃないから、その苦労は想像でしかない。それでも大変だと感じるから、当事者の苦労は相当なものだと思う。

 

この記事のタイトルのようなことは、よくあるらしい。決まった時間になると、徘徊する認知症の人がいる。この記事で紹介されているのは女性の認知症の人で、その息子さんが介護をされていた。

 

毎日決まって16時になると徘徊する。何度も言い聞かせるけれど、母親はその時間に出ようとする。息子さんは仕事を中断してまでも、その時間になると自宅に戻らなくてはいけない。ある日、どうしても外出するのを止めようとすると、母親は暴力をふるってきた。

 

困り果てた息子さんが専門家に相談すると、驚く答えが返ってきた。認知症の人は、最近のことに関しては記憶がない。だけど昔のことをはっきりと覚えている。だから決まった時間に外に出るのは、何か理由があるとのこと。

 

専門家の人が母親に接して調べると、その理由がわかった。

 

息子さんがまだ幼稚園に通っていたころ、毎日午後4時に母親が迎えに行っていた。お母さんにとっては、そのときの記憶が『今』に現前している。幼い息子が一人で待っているかもしれない。そう思うと居ても立っても居られなくなり、息子を迎えに行こうとして外に出る。決して意味なく徘徊しているわけじゃない。

 

そのことを専門家から聞いた息子さんは、感動で胸が震えたらしい。そりゃそうだろう。これほど母親が自分のことを愛してくれているなんて。外に出ようとすると、暴力をふるうのも理解できる。幼い息子を守ろうとして、必死になったんだろう。

 

専門家が母親に対して、「息子さんは幼稚園のお泊まり会なので、今日は帰ってきませんよ」と説明すると徘徊しなくなった。毎日それを伝えるだけで、16時になっても家を出ることがなくなったらしい。

 

子供にとって、親を介護するときに気づかないものがある。それは子供たちがまったく知ることのない人生が、親に存在しているということ。認知症になって古い記憶だけが残されたとき、子供にとってそれは未知の世界である可能性が高い。

 

この記事でも、息子さんは自分が母親に毎日迎えにきてもらっていたことを忘れていた。ましてや親の初恋や、若いころの冒険談を知っている人は少ないだろう。もし認知症になった親が理解不能な行動を取ったとき、そんな過去の記憶が影響しているかもしれない。

 

介護の大変さを実感すると同時に、人間の心の豊かさを認識した記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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