落ち込んだときは、これかな
午前中は晴天だったけれど、午後の神戸は断続的に雪が降っている。積もるほどの雪じゃなくても、風にあおられている雪を見ているだけで寒い。
おまけに午後からへこむことがあった。こんな日はブログを書くテンションが湧いてこない。何もかも投げ出したくなる。それでも何かを書こうとしている自分に笑える。まぁ、そういう性分なんだろう。
こんな気分のときに、スッキリする映画を観た。
『メカニック』という2011年のアメリカ映画。スッキリすると言っても、善悪の観念が強い人は楽しめない映画かも。なぜなら主人公は殺し屋だから。
『トランスポーター』や『ワイルドスピード』というシリーズで活躍している、ジェイソン・ステイサムが主演している。彼が演じているのはアーサーという殺し屋。
そのテクニックは完璧で、事故や自然死に見せかけて完璧に暗殺する。『メカニック』というのは隠語で、どんなターゲットでも仕留める殺し屋を指しているらしい。そんな凄腕のアーサーが、自分をここまで仕込んでくれた恩人の暗殺を依頼される。
そこはプロのメカニック。葛藤を抱えつつも、行きがかりの強盗事件のように偽装して、見事にやってのける。その恩人には乱暴者の息子がいる。生前に息子のことを頼まれていたアーサーは、息子のスティーブを弟子にして仕込む。
やたらドジは踏むけれど、スティーブは見込みがあった。ただ復讐心に燃える傾向があり、自分の感情をコントロールできない。そんなとき、今度はアーサーたちが雇い主に狙われることになる。恩人の暗殺が組織の陰謀だと知ったアーサーに対して、雇い主が殺しを依頼したから。
最終的にはアーサーとスティーブのコンビが勝つんだけれど、その過程で父親を暗殺したのがアーサーだと、スティーブが知ることになる。そこで怒り狂ったスティーブは、アーサーを罠にはめて殺害しようとする。ところが……。
ラストで、どんでん返しが待っているというストーリー。殺し屋が主人公なので、善悪の概念を振り回したら楽しめない作品だろうね。だけど娯楽映画として見る分には、めちゃめちゃ面白い。特にラストのどんでん返しで、モヤモヤがぶっ飛んでスッキリする!
ジェイソン・ステイサムの雰囲気が苦手だったので、今まで彼の映画を避けていた。だけどこの映画を観て、ちょっとファンになったかも。めちゃかっこいいやん。彼だったら、ジェームズ・ボンドだって演じられたかもしれない。
さて、明日の朝のブログは休むことになるかも。気分が落ち込んでいるからじゃないよw
このブログのサイトが、明日の午前10時までメンテナンスの予定なので、おそらく記事をアップできないと思うから。もしアップできそうだったら、いつもどおりに記事を書く予定です。
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