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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.556

一報を知ったとき、わぁ、まるで映画やんか、と思った。

 

イギリスで起きた、ロシアの元スパイだったセルゲイ・スクリパリの暗殺事件。まだ暗殺と決まったわけじゃないけれど、状況から見てまちがいないだろう。娘のユリアも父と同様、意識不明の重体になっている。

 

リトビネンコ事件再び?ロシア元スパイが毒物で重体──スティール文書と接点も

 

このNewsweekの記事によると、スクリパリの息子は恋人と旅行中に肝不全で入院して、その後に死亡している。さらにスクリパリの妻も、兄も最近に亡くなっている。身内の不幸が、この3年に続いているらしい。もう偶然とは言い難い。

 

スクリパリはロシアの軍人だったけれど、イギリスへ情報を提供していた。その罪で懲役刑を受けたけれど、2010年にスパイの交換でイギリスに移住していたらしい。それがなぜ今ごろになって、こんな事態になったのか?

 

あくまでも記事の想像だけれど、「スティール文書」が関係しているとのこと。スティールはイギリス人の元スパイで、現在は別のことで話題になっている。それはトランプ大統領とロシアの結託に関すること。

 

ここのところトランプ大統領への攻撃が加速していて、政権運営に影響をもたらしている。スティールによると、ロシア人の情報提供者の正体がバレたならば、自分は死刑になる、と言っていたらしい。その情報提供者が、このスクリパリではと疑われている。

 

まだこの親子は死んだわけじゃないから、もし意識を取り戻せば何かわかるかもしれない。でもそうなれば、また狙われるんだろうなぁ。

 

この事件とタイミングを合わせるかのようにして、金正恩とトランプ大統領が首脳会談をするというニュースが流れた。歴史に残るような会談になるかもしれない。これまでロシアとの問題でトランプ大統領を攻撃していた人たちも、口を閉ざしてしまうだろう。

 

まぁ、どちらにしても、すべてが想像でしかない。真相は不明。

 

ボクがこのニュースを知って感じたのは、プロがその気になればいつでも人を殺せるということ。アメリカ大統領のような人物ならば、近づくことさえ難しいかもしれない。だけど普通に暮らしている人なら、防ぎようがないのかも。

 

そう思うとスパイ活動に関わっていた人たちは、こんなニュースを見るたびにドキッとするだろう。被害妄想になってしまいそう。スパイに適しているのが、サイコパスだというのは良くわかる。普通の人なら、そんな状況に耐えられないだろうなぁ。

 

それにしても金正恩とトランプ大統領の会談は、どこでやるのだろう? 会談場所によって、両者の力関係がわかりそうな気がする。おそらく中立的な国になると思うけれど、場所を提供する国は胃が痛いだろうね。この先2ヶ月ほどは、国際情勢から目が離せない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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