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高羽そらさんインタビュー

重力って、ありがたいよね

ここのところネットを騒がせている、中国の宇宙ステーション。

 

『天球1号』と名付けられた宇宙ステーションは、制御不能となって大気圏に再突入すると報道されていた。だけど軌道の予測ができず、どこに落下するのかわからない。日本もその範囲に入っていた。

 

それが3月末から4月2日くらいの予定。もし都市部に落下したら、大事になる。ほとんどが大気圏に再突入したときに燃え尽きてしまうはずだけど、その一部が落下する可能性があった。

 

どうなったのか調べてみると、今日の午前中にチリ南部の太平洋上に落下したとのこと。完全に燃え尽きずに、墜落した部品もあったんだね。とりあえず何もなくてよかった。まぁ、北朝鮮のミサイルに慣れている日本人は、それほど心配してなかっただろうけれどねw

 

このニュースを見ていて、先日久しぶりに観た映画を思い出した。

 

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『ゼロ・グラビティ』(原題:Gravity)という2013年のSF映画。観るのは二度目だけれど、前回と同じくなかなか面白かった。

 

ロシアが宇宙で人工衛星を破壊した。ところがその残骸が宇宙のゴミとなって、地球の軌道上にある宇宙ステーションに襲いかかった。アメリカの『エクスプローラー号』で宇宙空間の船外活動をしていたクルーが、そのゴミに襲われる。

 

乗組員はほとんど即死。生き残って宇宙空間に放り出されたのは、サントラ・ブロックが演じるライアンと、ジョージ・クルーニー演じるマットの二人だけ。やがてマットもライアンを助けるため、宇宙空間の彼方へ消えて行く。

 

そこからライアンが地球に帰還するまでの物語で、登場人物が少ない映画として当時は話題になった。映画の後半は、ほぼサンドラ・ブロックの一人芝居状態だからね。それだけに彼女の演技力が評価され、アカデミー主演女優賞にノミネートされている。

 

この映画の2年前に『幸せの隠れ場所』という素晴らしい映画でアカデミー主演女優賞を受賞しているから、彼女が乗りに乗っていたときの作品なんだと思う。科学的にはツッコミどころが多いらしいけれど、必死で生きようとするライアンの姿に心打たれる。さすがアカデミー女優だよなぁ。

 

この映画を観ていると、重力の有り難さがわかる。無重力を体験してみたいけれど、ほんの少しでいいよね。地球で生まれ育ったボクたちにとって、地球の重力は自分という概念の一部なんだと思う。

 

ライアンが無事に地球に帰還して、海岸で身体を持ち上げようとしてうまくいかず、苦笑するシーンがある。あの瞬間、重力のありがたさを感じていたんだと思う。

 

布団で眠っているとき、猫のミューナがノシノシと身体の上に乗ってくることがある。結構重いけれど、あのなんとも言えない幸せな気分は、重力があるからこそ。ふわふわと猫が空中に浮いていたら、邪魔なだけかもしれないものねw

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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