新郎の父VS新婦の父
昨日の夕方のブログで書いたとおり、昨晩中に返却する本の要約を終了。全部で13,000字ほどの長文になってしまった。
午前中に書いた内容を確認して、予定どおり本を返却できた。今日の午後から明日にかけて雨と風が強まるそうなので、晴れているあいだに行けてほっとした。
今年の春は、本当にスピードが早い。桜はとっくに散っていて、今の主流はハナミズキの花。驚いたことに、ツツジやフジも咲いている。歩いていると、あちこちでツツジやフジの花を見ることができた。モッコウバラも咲き始めている。感覚的にはゴールデンウィークの雰囲気だよね。
ということは夏も早いのかなぁ。できればもう少し春を楽しみたいんだけれど。5月に入ったら、アジサイが咲きそうな勢いだから焦ってしまう。
今日の午前中はかなりバタバタしたので、午後からはゆっくり映画を観た。そんなリラックス気分で観るときは、コメディ映画がいい。先日爆笑した作品の続編を観た。
『ミート・ザ・ペアレンツ2』(原題: Meet the Fockers)という2004年のアメリカ映画。この写真にあるように、左側の新婦であるパムの両親に加えて、今回は新郎のグレッグの両親が登場する。なんと豪華なキャストだろう!
パムの父親のジャックは前回と同じくロバート・デ・ニーロで、母親のディナはあのグウィネス・パルトロウの実母であるブライス・ダナーというキュートな女性が演じている。もちろん新郎のグレッグはベン・スティラーで、新婦となるパムはテリー・ポロというレギュラー陣が出演している。
今回はグレッグの父親のバーニーをダスティン・ホフマン、そして母親のロズをバーブラ・ストライサンドが演じている。
パムの両親を連れて、マイアミのグレッグの両親に会いに行くという設定。それだけの映画なのに、とにかく笑える。感動して涙するわけでも、人生について何かを学ぶこともない。ただひたすら、笑い転げているだけ。それがいいんだよね。
こんな映画を、つまらない理屈を抱えて観ているほうが損だと思う。無邪気に楽しむのが一番。豪華な俳優陣の演技を観ているだけでも値打ちがある。ドタバタがあるけれど、最後にパムの父親であるジャックが改心するところが、妙に可愛かったりする。
コメディ映画というのは、パターンが大切だと思う。笑いのパターンというものがあって、この映画はそれが忠実に描かれている。さらに前作のパロディや、出演俳優の他作品のことが会話に盛り込まれたりして、クスッと笑ってしまう。
さらにオマケで面白かったのは、DVD特典のNG集。ロバート・デ・ニーロは、笑い出すと止まらないらしい。彼のNGが一番多かったかもしれない。こちらの特典映像も、かなり笑える。
それにしてもダスティン・ホフマンとロバート・デ・ニーロの、新郎の父VS新婦の父という構図は見応えがあった。この二人が同じ画面に並んでいるだけでワクワクする。素晴らしい俳優さんというのはシリアスな演技だけでなく、コメディもうまいんだと思う。あぁ、面白かった!
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