今日、性転換を決意した!
自分ながら、衝撃的なタイトルだよな。その詳細はのちほど書くとして、2日前からハマっているものがある。
それはアリアナ・グランデのニューシングル。2年ぶりになる新曲で、タイトルは“No Tears Left To Cry”となっている。直訳すると、「もう流す涙は残っていない」という意味。
このタイトルだけで、彼女がこの曲に込めた思いがわかる。それはイギリスのマンチェスターで起きたテロ事件。彼女のライブ会場で爆弾テロが発生して、19人の死者と50人の負傷者を出している。彼女がどれほどそのことで心を痛めていたか、インタビューや追悼ライブでわかる。
この曲の解説によると、「強い気持ちを持ち、元気に生きて行こう」というメッセージが込められているとのこと。曲と同時に公開されたビデオクリップを見ると、彼女のそんな気持ちがわかる。とても素晴らしい曲と映像なので、ぜひ見て欲しい。
ラストに一匹のハチが画面を横切る。気になったので調べてみたら、ハチはマンチェスターのシンボルらしい。それを知って、さらに感動してしまった。
話はコロッと変わるけれど、今日の午後に楽しみにしていてドラマを観た。今年の3月末まで放送されていた、NHKの連続ドラマ『わろてんか」のスピンオフドラマ。題して『ラブ&マンザイ』というもので、昨晩に放送されていた。
オムニバスになっていて、第1話「風太のジェラシー」、第2話「リリコのボディーガード」、第3話「楓の恋のラビリンス」、最終話「勘当のフィナーレ」という4話構成になっている。
まだ太平洋戦争で空襲を受ける前の物語なので、見慣れた舞台がよみがっている。うれしくてなんだか泣けてきた。そして笑い転げた。本編の裏話的な内容なんだけれど、とてもうまく構成されていたと思う。
パラレルワールドを見ているような感覚になって、不思議な気分だったなぁ。物語は少し設定を変えるだけで、新しい世界観が見えてくる。本当に楽しかった。
さてタイトルの話だけれど、ボクはこのスピンオフと似たことをやることにした。
性転換と言っても、ボクが女性になると決めたわけじゃないからね。誰もそんなこと思っていないだろうけれどwww
今書いている新作小説の主人公を、男性弁護士から女性弁護士に変更することに決めた。半分が過ぎた段階で、男性だと物語の展開速度が鈍くなってきたから。そこで試しに主人公を女性でイメージしてみると、一気に加速度が増す予感がした。
こうなったらやるしかない。最初からの書き直しになるけれど、思い切って今日から書き直している。細かい設定も変えなくてはいけないし、来月中に完成させようと思った予定も6月まで伸びてしまうだろう。
だけど今のままで書き進めるデメリットを考えると、書き直すメリットのほうが大きい。さらに女性だとイメージしたとたん、ボク自身がワクワクしてきた。だから思い切って、主人公の性転換を決意した。
しばらく大変だけれど、どうせなら書いていて楽しめるほうがいいからね。一人称を三人称に変えたり、その逆はあったけれど、主人公の性別を途中で変更したのは初めて。どうなるかはわからないけれど、いい経験になるだろうと思っている。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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