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高羽そらさんインタビュー

必然しか見えてこない事故

今日は久しぶりの雨。明日から連休の後半なので、ちょうどいい雨かもしれないね。草木も喜んでいるだろうと思う。

 

何気なくカレンダーを見ていると。来年の今ごろは元号が変わっているに気がついた。いよいよ昭和は遠くになりにけり、という雰囲気。

 

せっかくの機会だから、元号を廃止しちゃえばいいのに。元号なんてややこしいだけだと思う。今月はボクの誕生月だけれど、ずいぶん前から西暦でしか考えていない。来年の誕生日をもし元号で計算しようとすると、3つも登場してくるので大変。

 

これから元号を使うのは、役所関連だけじゃないだろうか。鎖国をしていた時代の日本じゃないんだから、西暦で統一したほうが何かと便利なはず。でもなくならないんだろうなぁ。

 

さて、とても懐かしい映画を観た。この作品も数え切れないほど観ているけれど、定期的に再会したくなる。

 

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『アポロ13』という1995年のアメリカ映画。月に向かう途中、爆発事故に遭遇。誰もが絶望しか覚えない状況で、見事地球へ生還した実話に基づいて作られた映画。もう説明するまでもないよね。

 

とにかく出演者たちがカッコよすぎる。トム・ハンクスはもちろん、ゲイリー・シニーズ、ケヴィン・ベーコン、ビル・パクストン、そしてエド・ハリス。みんな若くて、キラキラと輝いている。

 

たしかビル・パクストンは去年の2月ころに亡くなっているよね。まだ若かったはず。この映画の翌年に『ツイスター』でヘレン・ハントの夫を演じて、さらに俳優としての名声を高めている。もっと長生きして、彼の演技を観せてほしかったなぁ。

 

この映画を見るといつも思うのは、世界は必然に支配されているということ。元々は酸素タンクにあったコイルの不良が原因。だけどこの事故がなければ、その原因は放置されたままだった。まさに命をかけて、3人の宇宙飛行士はこの不良部品の存在を証明したようなもの。

 

でもそんな使命を持っているような人たちは、決して死なないんだよね。ゲイリー・シニーズが演じたケンが風疹の疑いを持たれて宇宙に行けなかったのは、地上で宇宙飛行士を助けるためにしか見えない。

 

ケンに変わって宇宙に行ったジャックにしても、彼だからこそ苦難を乗り越えることができたんだと思う。さらに当時のNASAに在籍していた人たちは、必然的にその場に居合わせたんだと思う。彼らの頭脳と決断がなければ、宇宙の3人は戻ってくることができなかったはず。

 

結果からこの映画を観察していると、必然しか見えてこない。そしてそれは、現実世界を象徴しているように思う。ボクたちは偶然に囲まれているように見えて、実は完璧なほどの必然に包まれている。人との出会いも、出会った仕事も、楽しいことや辛いことも、そのすべてがなんらかの意思を持った必然なんだと感じる。

 

もし人生で自分の選択に迷うことがあったら、この映画を観るといい。すべてが必然で動いていることを感じられる。そして自信を持って、前に進めると思う。だからボクは、この映画が大好きなんだろうなぁ。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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