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高羽そらさんインタビュー

不当な圧力に屈しない人たち

5月も後半に入った。肌寒い日と夏日が混在する時期だけれど、今日は思い切って夏用に衣替えをした。

 

いつもの朝の掃除を終えてから、その勢いで衣替え。といっても、実質5分くらいかな。あっという間に終わる。

 

ミニマリスト生活をしていると、必要最低限の物しか所有していない。それは服も同じ。だから衣替えといっても、クローゼット等でスカスカに収められている服を、季節によって使いやすい位置に移動させるだけ。だから数分で終わってしまう。

 

秋が深まって冬が近づくときも同じ。今日と反対に入れ替えるだけなので、カップラーメンにお湯を入れておいても大丈夫。衣替えを終わってからでも、麺が伸びずに食べられるよ。カップラーメンなんて、数年に1度食べるかどうかだけれどw

 

ということで明日からは夏仕様。気分が入れ替わって、いい感じ。仕事もこの勢いで加速して、なんとか今月中に新作の初稿を完成させなくては。ようやく10万字近くまできたけれど、これからが大変だからね。

 

さて、2大スターが共演しているのに、見逃していた映画を観た。それはロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマンの二人。さすがの横綱相撲で、めちゃめちゃ見応えのある作品だった。

 

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『大統領の陰謀』(原題:All the President’s Men)という1976年のアメリカ映画。

 

2期目を務めていたアメリカのニクソン大統領を辞任に追い込んだ『ウォーターゲート事件』。この事件の真相に迫った、ワシントンポスト紙の二人の記者を描いた物語。実話だけに、ものすごい緊張感と迫力だった。それにしても、この写真の二人は若いよね!

 

『ウォーターゲート事件』について、ボクは概略しか知らなかった。共和党の大統領側近たちが、民主党の対抗馬を落選させるために、盗聴等の妨害工作をしたという認識程度だった。だけど実際には、かなり複雑な事件だった。

 

アメリカ人にとっては有名な事件なので、この映画では細かいことが出てこない。だから最初は事件について行くのに必死だった。ぼんやりと観ていたら、内容がわからなくなってしまう。

 

事件が発覚した当初は、単なる不法侵入でしかなかった。ところが捕まった人物が、CIA関係者だったり、大統領の警備関係者。そのうえ裁判には、共和党の有力な弁護士まで傍聴席に顔を見せている。そのことに不信感を抱いたワシントンポスト紙の記者が、真相を追いかける。

 

他の新聞社やメディアは、あまりこの事件に注目していなかった。だけど事実が明らかになるに連れて、ホワイトハウスの有力者の名前が浮かび上がってくる。もし誤報を出せば、ワシントンポスト紙もタダではすまない。そのヒリヒリした雰囲気が、映画全般を通して流れていた。

 

核心に近づいてくると、二人の記者や編集長の命まで危険にさらされる。それほど相手はでかくて恐ろしい存在だった。だって背後に大統領がいるんだからね。

 

最終的には二人の記者の努力によって、ようやく世間がこの事件の重大さに気がつく。そしてそれをきっかけにしてニクソン大統領の側近は次々と逮捕され、大統領自身も辞任まで追い込まれることになる。

 

主役の二人だけでなく、編集長のブラッドリーを演じたジェイソン・ロバーズの演技にしびれた。そしてめちゃめちゃカッコ良かった。不当な圧力に屈しなかった記者たちに、思わず拍手を送りたくなる素晴らしい映画だった。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

コメント (2件)

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  1. 関大卒さん、コメントありがとうございます。

    う〜ん、相変わらず同じ質問ばかりですね。全く進歩を感じません。

    体外離脱や明晰夢は、とりあえず経験することが大切です。
    出会う存在が幻想であろうとガイドであろうと、大切なのは彼らが『何』を語って、あなたが『何』を感じたかです。
    こんなことで悩んでいる時間があるなら、経験を重ねるほうが有意義です。

    最初から先入観を持って非物質の存在と接すると、自分勝手な判断を下してしまいます。
    考えてから行動するのではなく、行動しながら考えればいいんです。
    行動する前に質問ばかりしても、やらない理由を自分で作るだけですよ。

  2. 高羽そら先生こんにちは、以前先生に指摘して頂いた通り現実生活をしっかりしようと決めて今現在生活に困らなく人間関係も良好でかなり幸せです。ですから再び夢体脱に挑戦しようかと思っています。
    ネットにはデマが多くどうしても分からないことがあります。そこだけ先生の考えを聞かせて頂きたいのですが…
    先生は著書で某サイトを見たと書かれていたのでたぶんご存知だと思いますが夢体脱するとそばにパートナーと呼ばれる存在が現れる例が某サイトと多くのブログに報告されていたのですが多くが二次元のキャラクターなどでこの現れる存在は体験者が想像したから現れたただの幻想のようなものでしょうか?それともガイドがその人に受け入れやすい姿で現れているのでしょうか?
    どちらでも楽しめばいいと思うんですけどやっぱり気になりまして先生に質問してみようと思いました。どうぞ回答よろしくおねがいます<m(__)m>


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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