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高羽そらさんインタビュー

罪悪感と依存症

あかん、新作小説が終わらへん。今日も4時間近く書いたけれど、結局もうひとつ章を増やすことになってしまった。だから明日から書くのが、最終章になるということ。

 

さすがに疲れたので、今日は文章を書く気力が消耗している。朝から今まで寝ていたミューナが、ちょっぴりうらやましい。はたして、今月中に完成するんだろうか? かなりヤバくて、あせっている。

 

伸びている理由はお風呂かもしれない。毎日入浴するたび、新しいアイデアが出てくる。お風呂から出て忘れないうちにメモして、それを翌日になって文章にするということをくり返している。もうこれくらいにしておかないと。

 

さて、今朝のブログの訂正をしなくては。天才子役は大成しないと書いたけれど、やっぱり例外はあるよね。今日観ていた映画でそのことを痛感した。

 

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『リチャード・ギア/人生の特効薬』(原題:The Benefactor)という2015年の映画。劇場公開されていない映画らしいけれど、とても素敵な作品だった。

 

シンプルなストーリー。それゆえ、俳優さんの演技が重要になってくる。リチャード・ギアが演じるフラニーは、大富豪の慈善事業家。親友の医師をメインにした小児科専門の病院を経営している心優しい人物。

 

だけどある日、親友夫婦と3人で車に同乗しているとき、フラニーの悪ふざけが原因で交通事故に遭う。親友夫婦は命を落とし、彼も重傷を負う。ようやく自立し始めた親友のひとり娘であるオリビアは両親を失ってしまう。そのオリビアを、ダコタ・ファニングが演じている。

 

事故の5年後、音沙汰がなかったオリビアからフラニーに連絡が入る。妊娠していて、結婚するとのこと。夫が医師だと知ったフラニーは、オリビアの夫を自分の病院で雇う。それどころかオリビアの実家を買い戻して与えたり、夫の学生ローンを弁済したり、夫を病院の役員にする。

 

その行動の背景にあるのは、フラニーの強い罪悪感だった。彼はその辛い記憶に向きあうことができず、痛み止めに使っていたモルヒネの依存症になっていた。医師に何度もリハビリを受けるように言われても、自分は依存症ではないと聞き入れない。やがて備蓄していたモルヒネが切れて、禁断症状に苦しむようになる。

 

最終的にオリビアの強い愛によって、フラニーは立ち直る。そしてモルヒネ依存症から抜け出すため、リハビリを受けることを決意するシーンで終わる。なんといっても、リチャード・ギアの演技の素晴らしさに圧倒される。

 

金はうなるほどあるのに、幸せじゃない。そんな複雑な人物の苦悩と改心を見事に演じていた。やはりすごい俳優さんだと思う。そしてやっぱりうまいなぁ、と思ったのがダコタ・ファニング。

 

天才子役として知られた彼女だけれど、現在でも天才だった。そして成人しても綺麗だよね。まだ20代だから、この先が楽しみな女優さんだと思う。シンプルだけど、人間の罪悪感についてうまく描かれている映画だと思う。ちょうどボクが書いている小説も罪悪感が主要テーマなので、とても参考になった。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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