高羽そらさんインタビュー

ボクは、解離性障害かも

ふ〜、新作小説の最大の山場を書くことができた。今日だけで5千字は書いたと思う。さすがに疲れた。

 

これでようやくエンディングまで持っていくことができる。途中で主人公の性別を変更したので、思ったより時間がかかってしまった。あと2、3日で初稿が完成しそう。それから推敲に入るので、今月中の完成まで予断を許さないけれどね。

 

こうして新作を書きながらも、次の作品の準備に入っている。次はホラーを書こうと思っているので、同時進行で勉強から始めている。ホラーの大家であるスティーブン・キングの小説を読みつつ、他の著作も勉強している。そんな勉強本を読了した。

 

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『解離性障害───「うしろに誰かいる」の精神病理』柴山雅俊 著という本。

 

自分という存在を、もう一人の自分が見つめている、という離人症に注目している。少し調べてみると、離人症というのは大雑把な言い方で、正式には解離性障害というらしい。

 

この本を読んでわかったけれど、解離性障害という病気は症状の範囲が広い。人格交代という多重人格もそうだし、統合失調症と似ている部分もある。タイトルにあるように、うしろに誰かがいて自分を見ていると感じる症状もあるし、逆にもう一人の自分が、肉体の自分を見ていると感じる場合もある。

 

人間は葛藤を感じることがある。普通はその葛藤を受け入れるしかない。だけど解離性障害の人は、葛藤を分離してしまう。興味深い例として、ある女性の症例が出されていた。

 

ある男性と結婚したけれど、それ以前に付き合っていた元カレのことも気になっていた。普通は葛藤しながらもどうにか折り合いをつける。だけどその女性は、夫との結婚生活を楽しんでいる自分と、元カレと結婚したいという自分を分離させてしまった。

 

もう一方の自分がやっていることを、別の自分は記憶していない。だから夫と一緒にいても、突然元カレと会おうとしたりする。最終的には治癒したんだけれど、小説を書くうえで参考になる症例だった。

 

この解離性は、どんな人でもその要素を持っているらしい。病的な状態でなくても、それに近い症状を体験する人がいるらしい。その事例が出ていたんだけれど、それがモロにボクに当てはまっていたんだよね。もうビックリして、読みながら笑いころげてしまった。

 

子供のころから、もう一人の自分が自分を見ている。幽霊をよく見る。夢がリアルで、明晰夢をよく見る。体外離脱を体験することが多い。子供のころ両親が不和で離婚している。空想好きで、時間があれば物語を考えている。国語が得意で、小説を書いたり、楽器を演奏したり絵を描くことが好き。


この条件に、ボクはすべて当てはまっている。まだ4歳くらいのころ、別の自分が幼い自分を見ていたことを記憶している。その当時、百鬼夜行を見たことがあるし、幽霊もよく見ていた。明晰夢や体外離脱は説明するまでもない。両親は幼いころから常にケンカしていて、母は7歳のときに家を出たまま。そして今は、小説を書いている。絵を描くのは苦手だけれど。

 

この本で著者が検証しているけれど、宮沢賢治はまちがいなく解離性障害だったと論じている。作家の人に多いらしい。子供にとって家庭は安住の場であるはず。ところがそこが辛い場所になってしまうと、現実逃避をすることになる。ゆえに空想の世界に逃れるようになる。まさにボクだわ〜〜!

 

もし幼いころに虐待や性的な暴力を受けていたら、ボクは病的な症状を発していたかもしれない。両親は不和で離婚したけれど、父親や継母が愛情を注いでくれたことで、ちょっと変わった普通の人間として生きてこれたんだと思う。とても勉強になる本だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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