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高羽そらさんインタビュー

80年代のエグさだよなぁ

暑いよねぇ。神戸の最高気温は32.3度とのこと。今年一番の暑さだろう。だけど富山県では37度近くまで上がったところがあるらしい。完全に真夏だよね。

 

今朝は蝉の初鳴を聴いた、朝からずっと太陽が照りつけているので、これはどう考えても梅雨明けだろう。でも台風7号が沖縄から九州に向かっているので、近畿の梅雨明けを宣言しにくいのかも。

 

まぁ梅雨明け宣言が出たからといって、涼しくなるわけでも、極端に暑くなるわけでもない。どうでもいいことなんだけれど、やはり気になってしまう。とにかく本格的な夏がすぐそこまで来ているのはまちがいない。

 

そんな暑さのなか、怖くて涼しくなりそうな映画を観た。

 

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『遊星からの物体X』(原題:The Thing)という1982年のSFホラー映画。ジョン・カーペンター監督の代表作として、名前だけは知っていた。だけどこんな気持ちの悪い映像を見せられたら、つい引いてしまうよね。それでずっと縁のない作品だった。

 

でも次の小説はホラーを書く予定なので、怖じ気づいていないで観ることにしたw

 

いや〜、久しぶりのエグさだった。この時代はCGを使っていない。それだけに、なんとも生々しい。『エイリアン』と同じような雰囲気で、突然の展開にビビりまくる映画だった。このネバネバした有機体を見ていると、80年代のSF映画特有のエグさを思い出した。

 

だけど宇宙人のエグさだけでなく、映画としてもよくできた作品だったと思う。10万年前の南極に宇宙船が不時着した。そのまま宇宙人は凍りついていたけれど、ノルウェーの探検隊が発見して地上に引っ張り出してしまう。それが悲劇の始まりだった。

 

この宇宙船にいた宇宙生物は、血液を介して対象を乗っ取る。相手に同化してしまい、見た目がわからなくなる。映画の舞台はアメリカの南極基地。生き残った隊員たちにすると、誰が本物の人間で、誰が宇宙人かわからない。同化されている人間でさえ、最初は自分でもわからないから大変。

 

基地内に疑心暗鬼の嵐が吹き荒れて、誰もが必死で自分が人間であると主張する。だけどヘリは壊されるし、無線も破壊されて、隊員たちは完全に孤立化する。まだ若いカート・ラッセルが主人公で、彼が中心となってエグい宇宙人と戦うという物語。

 

ラストが中途半端に終わったのが残念だった。このあとはどうなるねん、と突っ込みたくなる。だけど全体として、生き残った人間たちの葛藤がうまく描かれていて、時たま登場するエグい宇宙人をより効果的に見せていたと思う。

 

『エイリアン』を平気で見られる人なら大丈夫。でも『血』が苦手な人は、避けたほうがいいかも。『エイリアン』はお腹を食い破って出てくるけれど、この映画の宇宙人はもっと派手でエグいからね。なかなかユニークで楽しめる映画だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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