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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.664

スマートフォンのGPSはかなり優秀で、同期している人なら居場所がすぐにわかる。ボクも妻と待ち合わせをするとき、時間前に到着したら待ち合わせ場所を離れて迎えに行くことがある。カーナビのように、相手の移動経過をフォローできるから。

 

だけどまだまだそれは特殊な例で、初めて会う人と待ち合わせする場合、ピンポイントで場所を設定するのは難しい。互いによく知っている場所ならいいけれど、外国で会うこともあるだろう。相手を探して右往左往するかもしれない。

 

そこでこんなものが登場している。

 

世界を57兆個の小さな区画に分割してそれぞれにユニークな名前をつけたwhat3wordsに投資が殺到

 

これはかなり面白い。記事のタイトルにあるとおり、地球全体を57兆個の区画に分ける。その広さは一辺が3メートルの正方形になる。その狭い区画に3つの単語をあてはめて固有の名前をつける。だから57兆個という想像を絶する数になる。地球の表面を細胞に分割するような感覚だろう。

 

この記事の例によると、パリのエッフェル塔の近くで待ち合わせをすると仮定する。このシステムを使っている人なら、相手に“prices.slippery.traps”という3つの単語を送る。すると受け取った相手は3メートル四方のピンポイントの場所を知ることができる。

 

シンプルだけど、かなり強力なポテンシャルを持っているシステムだよね。応用範囲がかなり広い。Airbnb等でゲストに宿泊場所を案内するのに使えたり、自動車の自動運転で行き先を指示することにも使える。

 

同じく自動運転のタクシーの場合にピンポイントで迎えに来てもらえるし、犯罪捜査や遭難した人の救出活動にも応用できるはず。軍事目的の利用も考えられるし、テロリストだって使いたいだろう。地球上のどこであっても3メートル四方で指定できるわけだからね。

 

金額は公表されていないけれど、かなりの投資が集まっているらしい。やはり自動車関連の企業が多いとのこと。すでにベンツのカーナビには搭載が決まっているそうで、他の大手カーナビメーカーがこのシステムの採用を発表している。

 

3メートル四方の場所に名前をつけるという発想はシンプルなもの。でもそれが可能になったのは、コンピュター技術が発展したからだよね。特定の名前を57兆個も考えるなんて、アナログでは絶対に無理なこと。

 

スーパーコンピュータが進化してあるレベルに到達したとき、人類の生活を根本から変えてしまうのは確実だと思う。この記事を読むだけで、そう感じた。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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