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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.672

先日の大阪の地震や今回の大雨で思ったことがある。偏見だと思われるのを覚悟で言うけれど、やはり都会に近いほうが暮らしやすい。

 

普段から公共交通機関や道路、さらに生活に欠かせないインフラが整備されているので、一時的に停止しても復旧が早い。人口が多いので物流も優先される。医療施設も充実している。ボクの持論だけれど、高齢になるほど都会近くで暮らすほうがいいと思っている。

 

だけど田舎が暮らしに憧れて、定年を迎えて移住する人は多い。なかには早期退職をしてまで田舎暮らしを始める人もいる。テレビや雑誌では、それらの成功例がばかりが紹介される。地方の役所も移住誘致を進めている。

 

ところがいいことばかりじゃない。この記事を読んで、都会で暮らそうと思う気持ちがますます強くなった。

 

恐怖の実話!悪夢と化した「夢の田舎暮らし」

 

タイトルを見ると夏の幽霊話のようだけれど、現実なのでシャレにならない。記事を読めばわかる。まさに恐怖の実話。

 

そのひとつを紹介すると、ゴミを出せないらしい。ある人が古民家に移住した。その村には立派なゴミの集積場があって、地元の役場から回収にきてくれる。移住したその人がゴミを捨てると、よそ者は捨てないでくれ、と言われたそう。

 

その村の組によって作られた集積場なので、組に入っていない人は捨ててはいけないとのこと。だったらきちんと会費を払うので、組に入れてくださいと頼んだ。ところがその組の方針で、移住者は受け入れないと断わられる。

 

役所に事情を話すと、対応してくれた若い役人は「あそこの組長さんは頑固ですから」で終わり。役場に移住者用のゴミ捨て場を用意しているので、そこまで持ってきてほしいと言われた。なぜならその若い役人も、その組の出身者だから。

 

他にも驚くようなイジメが存在している。地元の保育園でバス旅行に行くとき、移住者の保護者だけちがうバスに乗せられたりする。まさに村八分の実態そのものらしい。

 

結局その家族は、移住者が多い別荘地に引っ越した。同じ田舎暮らしでも移住者が多い地域なら、新しい人を受け入れてくる。当然のことながら、ゴミも回収してもらえる。ゴミが出せないないなんて、都会ではありえないことだけれどね。

 

過疎化している地域の役所は、声高に移住を呼びかけている。ところがその実態は、こんなお粗末なものらしい。それぞれの地域の事情はあるんだろうけれど、この異常なまでの排他性を解消しないと、過疎って行くばかりだと思う。

 

どうしても田舎暮らしをしたい人は、地域を慎重に選ぶほうがいいようだね。古民家に憧れて排他的な村に移住してしまうと、身動きが取れなくなってしまうかもしれない。

 

やっぱりボクは、適度に都会に近い場所で暮らしたいと思う。少なくとも車が無くても生活できる場所じゃないと嫌だなぁ。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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