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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.679

奇跡なんてものは存在しない。どんなに困難だと思えても、携わる人のたゆまぬ努力と愛に支えられて達成することができる。

 

それが奇跡に見えるのは、その努力と愛が知られていないだけ。そう確信させてもらえる記事を読んだ。

 

奇跡ではなかった!? 13人の救出

 

タイで洞窟に閉じ込められた少年たち。全員が無事に助け出され、奇跡の救出と呼ばれている。ハリウッドでは映画化の話も進行しているとのこと。

 

発見された当初は、救出まで数ヶ月かかると言われていた。その言葉がでたらめでないのは、現場を見た人には明らかだったそう。洞窟に貯まった水を排出しようとしてポンプが使用された。だけどすぐに電気系統の故障で使いものにならない。

 

雨季なので、次々と雨が降ってくる。タイの海軍のダイバーがなんとかしてくれるだろうという期待もすぐに消えた。海軍が普段活動している海と洞窟では勝手がちがう。経験も装備も不十分だった。

 

だから数ヶ月もかかるなどという、悲観的な見通ししか出てこなかったのだろう。

 

だけど今は21世紀。このニュースが報道されたことで、世界中の人が動いた。

 

イギリス人の探検家が、海軍のダイバーでは無理だとすぐに判断した。洞窟専門のダイバーでないと救出することはできない。それで洞窟の潜水に多くの経験を持つ3人のダイバーの名前を記し、タイ政府に対して3人に連絡を取るように手紙を書いたらしい。

 

その3人が主導することで、5キロあまりの潜水に成功。子供たちを救出することができた。

 

イギリス人だけでなく、日本人も貢献している。JICAの仕事でタイへ出向していた日本人が現地を訪問。このままでは水が流入するばかりなので、この洞窟に流れ込む水の元を調査するよう、タイ政府に進言した。

 

それでタイ政府は洞窟周辺の山を登り、洞窟に水を注いでいる沢を2つ発見した。そして土のうを積むことで流れを変えることに成功している。これで水の流入を抑えることができた。

 

さらに世界中の専門家が力を貸し、奇跡と呼ばれる救出が成功した。この記事に詳しい救出方法が紹介されている。まさにこれは奇跡などではなく、努力と熱意の結果だとわかる。

 

やっぱり奇跡なんて存在しない。そう思う。どんなことであっても、諦めずに前へ進むこと。神頼みなんて、怠け者のすることだろう。

 

不可能だと言われることを成し遂げたい。その強い想いを抱けることこそが、本当の『奇跡』なんだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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