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高羽そらさんインタビュー

尼さん幽霊の続報

お盆なので普通の人は帰省しているか、親戚が来ているかだと思った。だから空いていると思ったんだよね。散髪。

 

でも午前10時開店の5分前に着いたのに、すでに6人も並んでいる。かなり迷ったけれど、日を改めて出直すのは辛い。覚悟を決めて散髪をしてきた。

 

1時間待ちくらいで呼んでもらえたので、とりあえず待って良かったかも。なんとか散髪をすませて戻ってきた。久しぶりに登り坂を歩いたけれど、さすがに暑い。半端じゃない汗が出た。今日の神戸の最高気温は35.8度らしい。そりゃ暑いはずやわ。

 

ということなので、少しでも涼しくなる怪談を。といっても昨日のブログで書いた高齢の尼さん幽霊なので、さほど怖くないかもねwww

 

「1週間ほど様子を見に来る」という言葉どおり、昨晩も遭遇した。今回は明晰夢のなかで会った。ただ自分の意思どおりに動かせない明晰夢なので、提供された状況をただ受け入れるしかない。

 

尼さんに名前等を尋ねたけれど、どうも語りたくない様子。個人を特定できる情報は出てきそうにない。でも戦国時代あたりの女性だと感じた直感は正しかったかもしれない。武家の娘だったのはまちがいない。

 

侍女に連れられて、戦火のなかを逃げ惑った映像を見せてくれた。まだ少女のころの出来事だったみたい。何が起きたのかわからず、ただ逃げていたらしい。そりゃ子供には理解できないだろうね。

 

そのあとある場所へ連れていかれた。見えてきたのはアメリカの映画でよく出てくるダイナーという雰囲気のレストラン。こじんまりとした可愛いお店だった。だけど今は存在してない。そう伝わってきた。

 

「ガラスの向こうを見て」と尼さんに言われた。

 

目をこらして見ると、サングラスをつけた男性が立っている。青白い顔をして生気がなく、死人のように見えた。そのイメージどおり、すでに死んだ人とのこと。このレストランのオーナーだったそうで、今だにこの店に執着しているような雰囲気。

 

そのレストランに、二組の人間が近づいてきた。左手には数人の男性。右手には男女入り混じった5人くらいの人たちだった。尼さんの解説によると、左はオーナーの友人たちで、右はかつての従業員らしい。ただし、すべて生きている人たち。彼らは夢を見ているとのこと。

 

そこからが大変。ボクは彼らの再会の場面に立ち会った。寂しそうにうつむいていたオーナーは、友人と従業員を見つけると感動の声をあげて泣き出した。彼らも駆け寄って握手を交わし、両手で涙をぬぐっている。

 

見ているボクまで感動して、号泣してしまった。

 

お盆というのは、生きている人が亡くなった人を偲ぶ。そんな思いが、こうして具現化しているのかもしれない。記憶になくても、亡くなった人とこんな風に夢で会っているのかもしれないね。こんな再会が日常的に起きていることを、尼さんは教えてくれたのだろう。いつか小説に使ってみよう。

 

さてさて、今夜も幽霊は登場するのかな? 16日が京都五山の送り火だから、その日までやって来そうな予感がする。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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