チャラくても、イケメンは得だよな
ハァ〜。もうため息しか出ない。
今日の神戸の最高気温は37度だよ。体温と同じだよ。どうなってんねん。
我が家のバルコニーから見える大阪湾の向こうに位置する堺市は、なんと今日の最高気温が39.7度とのこと。これはアカン。
だけど幸いなのは湿度が低いこと。空気がかなり乾燥しているので、風が吹けばそこそこ過ごしやすい。おそらく明日の朝の最低気温は29度くらいだと思うけれど、この乾いた風が吹いてくれたらぐっすり眠れるはず。
この暑さに追い打ちをかけて、明日の夜から金曜日にかけて、台風20号が近畿を直撃しそう。かなりデカイ。明日は午後4時にはJRの列車本数が減って、午後8時ころには最終になるらしい。午前中にさっと買い物に行って、台風に備えておくのがよさそうな状況になってきた。
真夏が戻ってきたので寝不足気味だったけれど、昨日はできる限り睡眠を取るように心がけた。だから今日は仕事も順調に進めることができた。やっぱり睡眠は大切だよね。暑さにやられないように、今夜もしっかりと眠ろう。
さて、かなり懐かしい映画を観た。主人公はチャラいんだけれど、イケメンなので許せてしまうという作品。
『カクテル』という1988年のアメリカ映画。主演のトム・クルーズは、この映画をあまり気に入ってないとのこと。調べたところによると、彼は自分の出演作のワースト4に入れているらしく、この映画についてほとんど語らないそう。
だけどボクは、この映画が好きなんだよね。兵役あがりの青年がニューヨークで一攫千金を狙うというストーリー。そこであるバーテンダーと出会い、その世界で活躍するようになる。
夢ばかり追いかけているから、どうにもチャラい。そのせいで本当の自分を見失ったまま、大切な恋人を失いそうになり、親友のバーテンダーまで自殺してしまう。ようやく人生で大切なものに気づいた主人公が、人生を再スタートする。
ベタな内容なんだけれど、とにかくトム・クルーズがひたすら若くてかっこいい。もうそれだけで観る価値のある映画だと思う。特に曲芸のようなバーテンのパフォーマンスは、何度見ても気持ちがいい。やっぱ、イケメンは何をやっても得なんだよな。
ある意味、こんなチャラいトム・クルーズを観られるのは貴重だよ。現在公開中のイーサン・ハントなら、この映画のようなアホなことは絶対にしない。愛する妻を守り、世界平和のために命をかけて戦うだろう。もう少しクールだけれど、ジャック・リーチャーでも同じだよね。
だからこそ、ボクはこの映画が好きなのかも。久しぶりに軽快な音楽と粋なパフォーマンスを楽しんで、いい気分転換になった。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。