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高羽そらさんインタビュー

老害オヤジにならないために

いやぁ、とんでもない台風だった。非常に強い勢力で徳島に上陸した台風21号は、なんとボクが暮らす神戸市に再上陸した。

 

台風の目をはっきりと意識したのは、子供のころ以来かもしれない。自動車に乗ったまま洗車機に入ったときのように、横殴りの雨と風がリビングのサッシに吹き付けていた。だけど突然、ピタッと雨と風が止まった。そして空は明るくなってきた。

 

おぉ、台風の目やんか、と思ってちょっとテンションが上がった。そしてそれからしばらくすると、風の方向が変わって再び暴風雨がリスタート。当たり前のことなんだけれど、台風の存在をモロに感じた。

 

ニュースを見ながらブログを書いているけれど、かなり被害が出ている。もっとも驚いたのは、関西空港の連絡橋に大きな貨物船が激突していたこと。橋にめり込むようになって船が立ち往生していた。さらに関西空港の滑走路は完全に水没している。あんな映像を見たのは初めてだった。

 

神戸は高潮の被害が出ているようで、我が家の近くの六甲アイランドでは全域に避難指示が出ている。午後5時過ぎには満潮を迎えるので、しばらくや予断を許せない状況が続きそう。まだ報道されていない被害があると思う。せめて亡くなる人が出ていないことを、心から願っている。

 

さて話は極端に変わるけれど、とてもためになる本を読んだ。

 

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『日本再興戦略』落合陽一 著という本。落合陽一さんは、若くして筑波大学の准教授を努め、アーティストでもあり、会社経営もされている方。時代の先端を駆け抜けている著名人なので、ググってもらえばすぐにわかるはず。

 

落合さんの書籍は難しい言い回しいが多い。だけどこの本はとてもわかりやすく書かれている。これからの日本がどうあるべきかを、誰でも無理なく理解できるようになっている。

 

ボクがぜひとも読んでほしいと思ったのは、40代以上の人たち。昭和世代のボクたちは、子供のころから高度経済成長時代の幻想を刷り込まれている。その幻想を取り除かない限り、老害となって若い世代の足を引っ張ることになるのは確実。

 

時代が変わるということは、すべての仕組みが変わることでもある。若い世代だけでなく自分のためにも、新しいパラダイムへとシフトする必要がある。そういう意味では、この本は最適だろう。これを一読すれば、ボクたちの世代を毒している役立たずの概念が見えてくるはず。

 

ボクが気に入ったのは「ワークアズライフ」という発想。ボクたち世代の親は、ワークとライフを分離していた。仕事とプライベートが完全に切り離されている生活だった。でもそんな時代はすでに終わっている。

 

これからは、すべての時間がワークかつライフとなる。それが「ワークアズライフ」という発想。仕事と、遊びや趣味の境界線がなくなる生き方。自分が好きなこと、楽しいことを仕事にできる時代になってきた。

 

そのことを明確に理解していないと、ボクたちはいつまでも苦痛や我慢をお金に換えることしかできない。もうそんな時代じゃないんだよね。そのことをはっきりと理解させてもらえる、素晴らしい本だと思う。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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