SOLA TODAY Vol.754
死に方を選べるとしたら、あなたはどんな方法にする?
人間の死について、とても興味深い記事を読んだ。
人間の死に方は、大きく分けて4つあるらしい。それらについて考察された記事。
(1)がん
(2)心臓や肺の病気の末期
(3)認知症・老衰
(4)突然死
基本的に病気を対象にした分類だけれど、事故や殺人の被害なんかは突然死と同じだと思っていいだろう。
理想的な死に方は、死ぬ直前まで元気でいて、美味しいものを食べて、そのまま眠るように逝くこと。皆無ではないけれど、こんな死に方ができる人はそう多くない。
この4つから選べるとしたら、あなたはどうする? 項目だけ見れば、(1)のがんを避けたいと思う人は多いだろう。普通はそうだよね。
だけどこの記事を読んだあと、選べるなら(1)がいいかな、とボクは思ってしまった。この4つのなかで、最後の瞬間まで『自分』でいられるのは、(1)だと感じたから。
最近の緩和ケアは進化していて、がんの痛みをコントロールできる方法が確立しつつある。適切な処置を受ければ、末期がんでも想像しているより快適に過ごせるらしい。
人間は絶対に死ぬ。いつかは最後の瞬間を迎えるわけだから、できるだけ『自分』でいたいと思う。老衰なんていいように思うけれど、この記事を読んでいると考えが変わってしまった。
(2)のように徐々に弱っていって死ぬのも辛いし、介護が必要な(3)も精神的にキツい。かといっていきなり死んでしまう(4)だと、苦痛は少なくても後悔が残りそう。
そうなると消去法だけれど、(1)がいいかなと思ってしまう。ボクの理想としては、死期がわかっていて苦痛が少ないこと。だから現在の医療なら、がんになるのも悪くないと思ってしまった。
余命を知ったうえで痛みをコントロールできれば、心残りなく最後を迎えることができそうな気がする。実際にそうなれば大変だろうけれど、この4つのなかなら、やっぱり選ぶのは(1)だろうな。
だけど思うようにいかないのが人生。レストランで注文するように選ばせてもらえないものね。つまり日々を精一杯生きるしかない、ということだろう。さぁ、今日も全力で生きるか!
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