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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.770

ボクのメンタルはへなちょこ。ちょっとしたことですぐに落ち込むし、イジイジと悩んだりする。

 

ただ比較的立ち直りが早い。へなちょこメンタルなんだけれど、フニャフニャなだけにポキっと折れないらしい。おかげで今まで生きながらえている。

 

なぜ折れないのか? そのヒントとなる記事を読んだ。

 

“メンタルが強めな人”にある3つの超感覚

 

ユダヤ系のアメリカ人学者が、イスラエルに住む女性たちについて心身の健康を調査したもの。その女性のなかには、ナチスの強制収容所に入れられた経験がありながら、難民生活を生き抜き、更年期になっても健康な状態を維持している女性たちがいた。

 

なぜ彼女たちはそれほどメンタルが強いのか? この学者がまとめた結果が紹介されている。大きく分けると3つになる。

 

(1)把握可能感

 

(2)処理可能感

 

(3)有意味感

 

難しい言葉で表現されているけれど、内容はいたってシンプル。

 

把握可能感は、人生で起きることが想定内だと思える感覚。何が起きても、こうなるだろうと予測できるらしい。だけどナチスの強制収容所のようなことが想定内だと思えるのは、このタイトルにあるように『超感覚』の持ち主かもしれない。

 

処理可能感は、トラブルを前にしてもなんとかなるだろう、という感覚。これは単なる楽観視というようなものじゃなく、もっと強い信頼に基づくものだと思う。宗教的な背景がなければ、持つのが難しい感覚かもしれない。

 

有意味感は、自分の身に起きるどんなことにも意味がある、という感覚。辛いことが起きても、自分の人生にとってなんらかの意味があると思える能力だと思う。

 

こうして見ると、どれも難しい。おそらくこの3つのすべてを兼ね備えている人は希少だろう。ナチスの虐待を生き延びてきた人たちは、この3つのどれかを武器にしてきたんだと思う。

 

ボクに当てはまるのは、(3)の有意味感かな? 弱いメンタルでも立ち直りが早いのは、おそらくこれが作用しているんだろう。

 

辛いことが起きた瞬間、すぐそんな気分になれるわけじゃない。少し時間をかけて、過去のことを思い出したりする。そうすると以前は辛かったことが、結果として自分の人生に幸運をもたらしてくれたことがあったのを思い出す。

 

それは多くなくていい。たったひとつで十分。それだけで、今の自分の苦痛に対して有意味感を持つことができる。ボクのメンタルがポキっと折れないのは、有意味感が助けてくれているからだと思う。

 

メンタルが弱いと自覚している人でも、この3つのどれかに当てはまるものが潜在的にあるはず。だって今までどうにか生きてきたんだから。自分に当てはまる超感覚を意識して、それを育てておくべきかもしれない。そうすれば、どうにかして辛い出来事に対処できると思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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