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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.783

お金はいくら貯めておいても意味がない。川の流れと同じで、せき止めてしまうと淀んでくる。やがて腐敗臭がして、心の健康にもよくない。

 

そして経済的観点からも、お金を有意義に使うことで社会が潤う。だからこそお金持ちには財布の紐をゆるめ、富の再分配を促進してもらう必要がある。

 

キリスト教が浸透している欧米では、寄付という概念が定着している。ゆえに長者番付に名を残すような富豪は、当然のように多額の寄付を行う。特定の目的を有する財団を設立して、自ら稼いだお金を社会に還元する人も多い。

 

ところが日本ではそうした宗教意識が希薄なので、富の分配が思うように進まない。その問題解決について、とてもわかりやすく書かれた記事がある。

 

お金持ちを、ほめよう!

 

zozoの社長である前澤さんが月旅行を表面したとき、ネットでは彼を揶揄する声が飛び交った。そんなことより社員の給料を上げろという声まで出ている。

 

会社のお金ではなく個人の資金で月に行こうとしているだけなのに、お金持ちに対する非難が止まらない。もはやそれは単なるひがみでしかない。

 

でもそうして個人攻撃をしても、お金持ちは資金を提供しない。文句しか言わない人間にお金を使おうとしないのは当然だろう。

 

そこでこの記事の著者は述べている。『お金持ちを、ほめよう!』と。

 

とても面白くてユニークな記事だった。詳しくはリンク先の記事を読んでもらえばわかるけれど、なるほどねぇ、とうなってしまった。

 

非難されるよりは、ほめられるほうがお金を出しやすい。それは人間として普通の感覚だろう。お金持ちは当初の目的を達しているわけだから、これ以上お金をもらってもさほどうれしくない。それよりも社会的な地位や名声を求める気持ちのほうが強くなる。

 

だから富の再分配に関して、税制優遇のようなインセンティブを与える。そして福祉等の分野にお金を再分配した人に対して、社会的な栄誉を与えるシステムを構築する。もちろん政府や業界団体の協力が必要だろう。

 

そうなればお金持ちも気分が良くなり、ますます再分配が進む。やがて究極のお金持ちのロールモデルができる。ただ儲けるだけでなく、社会貢献のできる人が最高のお金持ちだということが定着する。

 

宗教意識が希薄な日本人にピッタリな方法だと思うなぁ。お金持ちもいい気分になれるし、その資金を享受できる人も未来に希望が持てる。金を出せと非難するのではなく、ほめて、ほめて、ほめまくる。たしかにそのほうがいいかもね。とても刺激的な記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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