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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.798

もしボクが余命宣告を受けるような病気になったら、できる限り早く、そして正解な残り時間を知りたい。1年と言われて半年後に死ねば予定が狂うし、逆に半年が1年に伸びたとしても気持ちが中途半端になりそうだから。

 

だけど担当する医師によって、あるいは病気の状況によっては、正確な余命時間を割り出すのは難しいだろうと思う。どうしても大ざっぱにならざるを得ない。

 

そのうえ日本の場合、患者に対しての余命宣告が適切に実施されているとは限らない。アメリカなんかはズバリ本人に言ってしまうけれど、日本の医師はどのようにして家族や本人に伝えるかについて、明確なやり方が存在していないように思える。

 

ただアメリカでも、余命宣告がうまく機能しているわけではないらしい。アメリカ人の80%は、死期が近づいたら自宅で最後を迎えたいと思っているそう。だけどそれが実現できているのは20%ほど。

 

ほとんど人のが、不本意ながらも病院で最後を迎えている。あるいは緩和ケアに移行するタイミングを逃し、辛い思いをすることも多いらしい。緩和ケアに移行するためには、主治医の許可が必要。

 

でも最先端の医療に従事している医師は、緩和ケアのことを考える余裕がない。どうにかして治療しようと奮闘するので、そのまま最後を迎えてしまう人が多いそう。要するに適切な余命期間が予測できないからだろう。

 

そこで、新しい技術が導入されようとしている。

 

AIで患者の死期を予測して「余命」を改善

 

アメリカのスタンフォード大学の研究チームが、AIを使って余命時期を予測する研究を進めている。すでに16万人のデータをディーブランニングに読み込ませていて、実用段階にまで来ているらしい。

 

4万人のデータについて死期を予測させた結果、なんとAIは9割の症例で予測に成功している。3〜12ヶ月のあいだに死亡する可能性が低いと判断された患者のうち、95%が実際に12ヶ月以上生きていたらしい。おそらく人間の医師が判断するより、はるかに正確だと思う。

 

このAIが開発されたのは、患者をできる限りスムーズに緩和ケアへ移行してもらうためとのこと。無理な治療でいくつものチューブに繋がれて最後を迎えるのではなく、人間としての尊厳を最後まで維持して欲しいという気持ちらしい。

 

ボクはこの研究に大賛成。できる限り早く実用化して、日本の医療機関に普及して欲しい。人生最後の時間を、可能な限り人間らしく過ごしたいと思っているから。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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