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高羽そらさんインタビュー

明晰夢でわかる自分の嫌な部分

今日も神戸は異常な高気温。12月とは思えない薄手のジャケットで外出したのに、帰ってきたら汗をびっしょりかいていた。週末にやってくる寒波に耐えられるか心配になってくる。

 

そんな暖かさで紅葉も遅めだけれど、ここ数日でようやくいい色になってきた。

 

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この写真は今日のInstagramでアップしたけれど、我が家のマンションの玄関から撮影した神戸の摩耶山。ドアの前に立って西方向を向いている。

 

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そしてこの写真は、マンションのエレベーターホールから北を向いて撮影した神戸の六甲山。週末はかなり寒くなるそうだけれど、神戸の紅葉はちょうど見ごろかもね。六甲ケーブルで山頂まで登ると、こんな紅葉を目の当たりにできるよ〜! 

 

さて話は変わるけれど、夢の世界の自分を観察すると、興味深い気づきを得ることが多い。特に明晰夢を見ながら自分の行動を客観視していると、普段はあまり見えていない自分の心の内を直視させられることがある。あまりいい気分じゃないけれどね。

 

今朝の夢の出来事。なぜだか雑誌の編集部にいて、今月号の表紙を決めようとしている。候補の写真が3枚あって、そこから選ぶという作業だった。

 

数人の編集員がいたけれど、そのメンツが学生時代の友人たちだった。この時点で夢だと気がついている。こんなこと有り得ないからね。

 

だけど夢だと気づいたボクは、一歩引いて夢の中の自分の行動を観察していた。夢のボクは、これだと直感した完璧な写真があり、表紙はそれで決まりと強く思っている。低い子供の視線から街の様子を見た写真で、強烈なインパクトがあった。

 

最終決定権はボクにある。ところがボクは他のメンバーが推したい写真が直感でわかってしまった。それは田舎の鉄道の駅前に置かれた案内板のような写真で、つまらないことこのうえない。これを選ぶなら、まだもう1枚ある別の写真のほうがいい。

 

ボクがこれだと言えば決まるのに、夢の中のボクはそれができない。他人の意見を忖度してしまう傾向が強く、自分の意思を押し通すことがどうしてもできない。他人を傷つけたくないという思いだけでなく、自分に対する自信も欠如しているからだろう。だから強く言えない。

 

なんと夢の中のボクが選んだのは、その最悪の写真だった。一歩引いてその様子を見ていたボクは腹が立ったけれど、同時に心が痛くなった。きっと現実世界の自分も、そうするだろうと思うから。

 

子供のころからそうだった。小学校に入る前にランドセルを買ってもらうよね。ボクはこれが欲しいと感じるものがあったけれど、親の勧めるものを、さも自分が選んだかのように手にした。それも巧妙に作った笑顔まで添えて。どうしてもこれが欲しい、と言えない子供だった。それは中年になっても同じところがある。

 

だからボクは小説を書いているんだろうな。他人と意見を戦わしてあるプロジェクトを達成するという仕事は、ボクにすればもっとも苦手なことだと思う。文章を書くことは孤独な作業だから、自分の意思で進行できる。だから性に合っているんだと思う。

 

夢というのは残酷だよね。特に明晰夢は意識明瞭で体験しているだけに、自分の嫌な部分をストレートに感じてしまう。だからと言って、そんな自分を変えられないんだからどうしようもない。

 

自分の意思を強引に押し通すのは、物語の主人公に代行してもらうのがボクに合っているんだろうねwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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