人生はトレードオフなのかもね
最近はダンスミュージックが大好きで、デヴィッド・ゲッタ、Zedd、マーティン・ギャリックス等がプロデュースした曲を聴きまくっている。
そんななか気になっていのがアラン・ウォーカーという音楽プロデューサー。まだ21歳だけど、彼の関わった曲がいいんだよね。面白いのがミュージックビデオで、どの作品もSF映画のような構成になっている。
そのアラン・ウォーカーが、ついに今月の14日にデビューアルバムをリリースした。
『Different World』というタイトルで、昨日からボクのヘビロテに加わった。ここ数ヶ月で立て続けに発表された曲が収録されているので、めちゃめちゃうれしい。ボクが初めて接した彼の曲が『Diamonnd Heart』という作品。ストーリー性のあるこのミュージックビデオを紹介しておこう。
ちなみに同じく大好きなザ・チェインスモーカーズもニューアルバムをリリースした。こちらも同じジャンルなので、当分はダンスミュージック漬けになりそう。踊れへんけれどねwww
さて、一度観たのに、タイトルも内容も忘れていた映画を観た。
『マッチスティック・マン』という2003年のアメリカ映画。ニコラス・ケイジが主演している映画なのに、すっかり内容が抜けていた。
久しぶりに観たけれど、すぐにオチが思い出せなくてめちゃ楽しむことができた。これは最後にどんでん返しがあるので、驚くのは最初だけ。でも忘れていると二度楽しめていいよね。
マッチスティックというのは、アメリカの俗語で詐欺師のことをいう。ニコラス・ケイジが演じるロイはとても優秀な詐欺師。これまでの詐欺で、一生気楽に暮らせるほどのお金を稼いでいる。
そんな彼に、突然14歳の娘が登場する。14年前に妊娠していた元妻の子供で、生まれる前に妻と別れたので会うのは初めて。最初は戸惑ったけれど、血を分けた娘だと思うと、少しずつ情が移ってくる。そしていつしかかけがえのない存在だと感じるようになる、ロイは娘の親権を取り戻すために、詐欺師から足を洗うことを決意する。
ところが最後に仕掛けた大規模な詐欺に、娘を巻き込んでしまう。そして詐欺の被害者に脅されたとき、ロイを助けようとした娘がとんでもないことをしでかしてしまう。詐欺の被害者を銃で撃って殺してしまった。
という、ここまでがどんでん返しの前。もし映画を観たい人は、この先を読まないように。
実はその娘は相棒に雇われた詐欺師だった。詐欺の被害者もグル。ロイの本当の子供は流産していて、存在していない。最終的にロイは全財産を奪われてしまうというどんでん返しだった。
でもロイは財産を失った代わりに、以前から好意を持っていた女性と幸せに暮らしている。堅気の仕事に就いて、パートナーのお腹には新しい命が宿っていた。詐欺で稼いだ財産を失った代わりに、求めていた家族を得たという物語。
人生はトレードオフ、ということを表現した映画だったように思う。人生は得るものがあれば、同時に失うものもある。最終的には大切なのは、自分が何を求めているかということ。そんな人生の縮図を感じさせてもらえる素敵な映画だった。忘れてたけれどねwww
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