SOLA TODAY Vol.837
人生を生きるうえでの知恵というものは、年齢を重ねることでより深くなり、その重みを増していくものであるはず。なぜならそれだけの経験を積んでいるから。
ところが変化の速度が累進的に増加していく現代社会において、その理屈は成立しないらしい。
アメリカでは、高齢者ほどフェイク・ニュースを鵜呑みに仕上がる傾向が明らかに
ワァオ、いまこのブログを書いている最中に、スマートフォンに速報が入ってきた。
なんと市川海老蔵さんが團十郎を襲名されるとのこと。そして長男の勸玄くんも新之助を襲名する。まだないと思っていたから、マジでびっくりした。
ただ昨日のブログで会見をすると書いておられたから、少なくとも勸玄くんの襲名はありそうだと思っていたけれど。
朝から書こうと思っていたことがぶっ飛んでしまったwww
話を戻すと、この記事によればこういう結果が出たとのこと。
『65歳以上の人がフェイク・ニュースをシェアしていた割合は11%。一方、18歳から29歳までの年齢層では、僅か3パーセントに過ぎませんでした。45歳から65歳未満の年齢層と比べても倍以上ありました』
この理由は明確ではないらしい。ただ想像はできるよね。
いわゆる高齢者と呼ばれる世代は、新聞やテレビの報道を盲信してきた。活字になっているものは正しい、と認識する傾向が高い。それはボクの世代でも多少は言えること。
ところが誰でもパソコンやスマートフォンで情報を発進できるようになり、あらゆる種類のフォントがネットであふれている。手書きの文字でないだけで、その情報を鵜呑みにしてしまう高齢の方がいるのはわからなくもない。
だってNHKの健康番組が放送されると、翌日にはそれが絶対的な真実として刷り込まれる世代だからね。ネット社会に触れることで、同じように対応してしまうのは仕方ないかもしれない。
政治家や企業経営者は、この現象を見逃さない。この記事でも触れられているけれど、トランプ大統領が当選したのは、そうしたネットリテラシーの低い年代をうまく誘導したからだと言われている。
そんな予備軍である50代のボクたちは、その流れを止める責任があるような気がする。多少なりともネットになじんでいるので、流れている情報がフェイクであるかどうかを検証する姿勢だけは持ちたい。
ちなみに先ほどの市川團十郎さん襲名の情報は、フェイクじゃないからねw 今日はこの話題で盛り上がるだろうなぁ。
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