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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.842

コアな洋画ファンのボクが苦言を呈したくなるのが、つまらない邦題。そしてその映画に縁もゆかりもないタレントさんの適当なPRイベント。

 

小説でも映画でも、タイトルは練りに練られている。だからボクは吹き替えの洋画が苦手なのと同じくらい、たいていの邦題をうっとうしく感じる。

 

同じように思っている人は多いらしく、こんな記事が書かれていた。

 

「ダサい邦題」「タレントでPR」、熱心な映画ファンが“無視”される事情

 

この記事を読んで、ダサい邦題やタレントさんを使ったPRの必要性がちょっと理解できた。コアな映画ファンだからこそ気づかないことなのかもしれない。

 

映画のヒット作品というのは、とんでもない興行収入を稼ぎ出す。そのうち邦題やPRに不満を漏らすようなコアな映画ファンは、せいぜい1パーセントほどにしか過ぎないとのこと。だからその程度の声に耳をかたむける道理がないということだよね。

 

それ以外の99パーセントは、周囲の評判やCM等の影響によって映画館に足を運ぶ人たち。だから少しでもそうした人たちを惹きつけるためには、わかりやすい邦題や知名度の高いタレントさんのPRが欠かせないそう。

 

映画の配給会社の本音としては、そんなことをやりたくないらしい。どちらかといえばコアな映画ファンと同じ立ち位置なんだと思う。だったら誰が邦題やPRにこだわるのか。

 

それは実際に映画を上映する『劇場』らしい。

 

1800円の代金を支払うと、映画の配給会社と劇場はそれをほぼ半分に分けあうとのこと。だから劇場サイドにすれば、ひとりでも多くの人に映画を観て欲しい。それゆえタイトルやPRについて強い要望が出る。つまりどういうことかといえば、力関係として配給会社よりも劇場のほうが強いということらしい。

 

配給会社の予算はキツい。映画を作って配給するのは本当にお金がかかる。だけどその映画を上映するかどうかの権限は、劇場が持っている。最近ではシネコンがほとんどだから、例えばTOHOシネマズがプイッと横を向いてしまったら、せっかくの映画が日の目を見なくなる。だって全国展開しているんだからね。

 

そんな状況だから、劇場側の要望に応えるしかないんだろう。だからボクたちのようなコアな洋画ファンが不満の声をあげたら、作品そのものが観られなくなってしまうかもしれない。

 

配給会社としては「ファンの皆様の気持ちはわかりますが、映画を観たいならどうか邦題やPR方法をネットでディスらないでください!」というのが本音なんだろうね。

 

洋画ファンとしては邦題の不満をグッとこらえて、黙っているべきなのかも。だって映画そのものは何も変わらないんだから。これからは邦題をディスるのはやめておこうっとw

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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