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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.844

少し前のこと。いつも通っているスーパーでドキッとする出来事に遭遇した。

 

スーパー内のテナントでパン屋さんが営業をしている。午前11時くらいのこと。中年の男性がものすごい剣幕でパン屋の店員さんに食ってかかっている。

 

よほどのトラブルがあったのだろうと思い、なんとなく耳を傾けた。ところが聞いてビックリ!

 

自分が買いたいと思っている食パンがまだ焼けていないのが理由らしい。買った商品に不具合等があったのか、あるいは店員の対応に問題があったのかと思っていたのに、ただパンがないだけで怒り狂っている。

 

「店を開けてんのやったら、ちゃんと置いとけや!」と捨て台詞を残してその男性は消えた。店員さんはひたすら低頭して謝るだけ。周囲の空気は凍りついて、なんともいえない陰鬱な雰囲気になっていた。

 

どうしてこんなことでキレるのだろう? 自分が客という立場だけで、絶対的な上位に立っていると勘違いしている人がいる。特に中年から高齢者の男性に、そうしてブチ切れる人が多いらしい。

 

だけど警察も黙っていない。

 

店員に「土下座強要」で逮捕続く…「お客様は神様」から意識変化?

 

昨年末、コンビニの女性店員に土下座をさせた41歳の男性が逮捕された。容疑は強要と威力業務妨害。男性が1万円札で会計したさい、小銭を先に渡されただけでキレた。紙幣を渡してくれない、と思ったのが理由らしい。バカにもほどがある!

 

これらは顧客によるハラスメントで、『カスハラ』と呼ばれているらしい。カスハラに対しては理解が進み、警察に逮捕される事例が触れているそう。当然だと思うし、これまで見過ごされてきたことの方が問題だと思う。

 

1円でも払うから客であって、店員に何をさせてもいいというのはちがう。この記事で紹介されている事例は単なる言いがかりでしかない。店員やその家族の人にしてみれば、恐怖でしかないだろう。

 

こんなことでキレる人の心理は、なんとなく想像がつく。これまでの人生で、ずっと抑うつされたものを抱えてきたんだろう。上司や顧客に好きなように言われ、ストレスを溜め込んできたんだと思う。だからこそ接客する側の辛い気持ちが理解できるはずなのに、自分が上位に立つことのほうを優先してしまう。それほど心に余裕がないということかもしれないね。

 

とにかくお店側も毅然とした態度を取るべきだと思う。理不尽な客は警察に突き出せばいい。そしてこういう行為が犯罪であることを、世間に知らしめるべきだろう。店も客も双方が相手の立場を思うだけで、いろんなことが気持ちよく流れると思うだけれどなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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