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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.869

もし『神』という絶対的存在がいるとすれば、人間に与えられた恩寵は『食べる』ということだと思う。なぜなら『食』ほど人間に学びをもたらすものはないと思うから。

 

『食べる』ということは、他の命を受け取ること。自分の命が、ある存在の犠牲によって成り立っている。

 

ヴィーガンという人が出てくるのもその事実ゆえだし、何も食べない『不食』を求める人もいる。もし食べなくても生きることができるならば、働く人が大幅に減るのはまちがいない。

 

奪い合う必要性もなくなるので、戦争や犯罪も減るだろう。人間は『食べる』ために生きているようなものだから、食の必要性がゼロならばストレスフリーの社会になると思う。

 

でも逆説的な言い方になるけれど、そんな社会は人間から学ぶ機会を奪ってしまう。思いやりや助け合い、自然保護や農業の発展、子供を育てたり事業を興したり、宗教や哲学、そして工業や科学の進化も、『食べる』という避けることのできない行動が人間を突き動かしていると思う。

 

だからこそこんな研究も進んでいる。

 

迫る「タンパク質危機」 救いの神は藻か昆虫か

 

人口増加に伴うタンパク質需要拡大によって、2030年には深刻なタンパク質不足が懸念されているそう。海外ではヴィーガンの増加によって、食肉業に陰りが見えている。食肉の流通コストを考えると、将来のタンパク質不足を補うのが難しい状況となっている。

 

そこで研究されているのが、他のタンパク源。大豆はその候補だろうけれど、もうひとつ効率が悪いとのこと。そこで注目されているのが藻と昆虫だって!

 

藻に関してはすでに実用化されつつある。大豆のタンパク質含有量が4割なのに比べて、スピルリナという藻では7割もある。ただ味がイマイチらしく、そのあたりが課題になっている。この藻は小麦粉の代わりとしても研究されているそう。この藻からパンや麺を作ることができるかもしれない。

 

だけどもっとも期待されているのが昆虫らしい。まぁ、たしかに藻よりはタンパク質が多そうだものね。なかでもコオロギが有望らしい。記事から抜粋してみよう。

 

『食材として利用しやすく、昆虫食の本命ともいえるコオロギは、粉末を2週間食べ続けた結果、腸内フローラが改善されたとする米国の論文が18年に「ネイチャー」で発表された』

 

タンパク源だけでなく、身体にもいいらしい。日本でもイナゴを食べる習慣が過去にあったから、コオロギなら意外に抵抗がないかも。ただあの姿のまま食べるのはキツいから、粉末になって加工されていたら大丈夫かな?

 

とにかく人間は『食べる』ことから逃げられない。今後もこうした研究が進んでいくんだろうね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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