SOLA TODAY Vol.884
電車やバスで見知らぬ人と隣り合わせたとき、その人の『気』のようなものを感じることがある。うれしそうだったり、怒っているようだったり、悲しそうだったり。表情に出ていなくても、なんとなくそう感じる。まぁ、勝手な想像だけれどね。
これって、テレパシーのようなものじゃないだろうか? 具体的に考えていることがわからなくても、他人の感情を受け取っているように思う。
もしかしたら、この感覚が科学的に証明されるかもしれない。
「脳組織は切断されても情報伝達できる」:ニューロンの新しい情報伝達方法発見
この研究はとても興味深い。『エファシス結合』と呼ばれている。
脳というのは、シナプス伝達によって情報が伝えられているというのが定説。科学にくわしくない人でも、この程度のことは知っていると思う。それは脳神経による物理的な伝達だから、普通に納得できる。
ところが最近の研究によると、脳細胞がいままでにない新しい伝達方法を持っていることがわかったらしい。マウスの脳をスライスして、その断片を観察したそう。ちょっと残酷だけれどね。
そうすると、
『ゆっくりとした周期的活動が確認され、これによって電場を生成して周囲の細胞を活性化させ、シナプス伝達やギャップ結合によらずに情報を伝達しることがわかった』とのこと。
この実験のすごいところは、脳細胞が切断されているのに、近くにある細胞に情報が伝わったということ。電波を発生して『波』を作ることで、それが情報として伝わっている。
これって、どう考えてもテレパシーだよね! まだマウスでの実験なので、人間に同じことが起きるのかどうかはわかっていないそう。そりゃ人間の脳細胞を切断するわけにはいかないからなぁ。
この実験の場合は同じマウスの脳細胞だけれど、きっと別の個体でも近くに置くと情報伝達できるような気がする。人間が他人の感情をなんとなく受け取ってしまうのは、こうした情報が飛び交っているからかもしれない。
映画俳優や著名なミュージシャンの人と接したとき、いわゆるオーラを感じることがある。その人が持つ能力のポテンシャルが高いから、目に見えない情報が伝わってくるんだろう。この研究が進めば、テレパシーの存在が証明されるにちがいない。知らんけどwww
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