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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.892

主義や主張、信条や信仰が180度変わることなんて普通だと思う。様々な経験をするなかで、自分を取り巻く事情を考慮したり実際の体験をフィードバックすることによって、まったく別の方向に舵を取るのは当然だろう。

 

だけどその勇気を持てない人は意外に多い。前言をひるがえしたと言われることを恐れ、いつまでも古いものにしがみついてしまう。そんなつまらないプライドなんか捨ててしまって、宗旨替えしたことを公言するほうが健康的だと思う。

 

そんな主義の変更を表明された方の記事がある。

 

私がヴィーガンを1年ちょっとでやめた理由

 

勝間和代さんのブログ。同性愛者であることをカミングアウトされたときも、気持ちのいい人だなぁと思って尊敬していた。勝間さんは1年少し前にヴィーガンになることを宣言され、ブログでも関連する記事をアップされていた。

 

だけど先日のブログで、ヴィーガンをやめたことを公表されている。その理由がシンプルで、ボクは勝間さんらしいなぁと好感を持って記事を読んだ。

 

その理由は2つ。

 

・当時悩んでいた腰痛と膝痛の治癒につながるかもしれないと思ったけれども、結局、ヴィーガンでは解決せずに他の方法で解決してしまった。

 

・パートナーのひろこさんが、ヴィーガンでないので、今離れて暮らしているので、数少ない一緒の食事の時に私の手作りの料理を一緒に食べたい。

 

なんかいいよねぇ。原理主義者的なヴィーガンの人が見れば憤慨しそうな理由だけれど、食事の嗜好なんてその程度のものだと思う。自分が気持ちよく、そして愛する人と素敵な時間を過ごせるなら、それ以上のものはない。それを犠牲にしてヴィーガンを続けるなんて、むしろ不自然だろう。

 

ボクはヴィーガンを批判する気はないし、肉食を否定する気もない。自分のことなんだから、納得できるものを食べて生きればいいと思う。ただボクが違和感を覚えるのは、宗教のようにヴィーガンを勧める人や、意地になって肉食を正当化しようとする人たち。

 

それぞれに主義主張はあるだろうけれど、人のことは放っておけよと言いたくなる。まるで善悪の対決のような議論に持ち込む人が多い。自分の信念が正しいと思い込んでいるから、賛同してくれる仲間が欲しいんだろう。だから反対する人をやり込めようとする。

 

食に関する主義なんて、勝間さんくらいの軽いノリが最適だと思う。そのときの自分の体調や環境によって、ベストだと思える選択をすればいいだけ。肩の力が抜ける、とてもさわやかなブログだった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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