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高羽そらさんインタビュー

運命の人には必ず会える

ちょっと肌寒いけれど、季節はほぼ春だよね。いろんな花が咲いているなか、今日はある花に呼び止められた。

 

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あまりに綺麗で、思わず足を止めてしまった。神々しいという言葉は、この花のためにあるんだと思った。よくこれほど完璧な『美』を自然は創造したよね。人々が自然というものに神を見出し、信仰してきた気持ちが理解できる。そんなことを感じる美しさだった。

 

この花には負けるけれど、まるでお花畑のようにキラキラとしたミュージカル映画を観た。

 

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『ロシュホールの恋人たち』という1967年のフランス映画。主演はカトリーヌ・ドヌーブと実の姉のフランソワーズ・ドルレアックで、この写真のように双子の役で出演している。実の姉妹なので、本当の双子のように見えるよね。

 

映画には関係ないけれど姉のフランワーズは、この映画が公開された1967年に交通事故で亡くなっている。まだ25歳という若さだった。二人とも綺麗な人だから、生きていたら妹と並ぶ名女優になっていたかもしれないなぁ。

 

他にも『ウエストサイド物語』のジョージ・チャキリスや、『雨に唄えば』のジーン・ケリーも出演している。簡単に言えばフランスがハリウッド風のミュージカル映画を作ろうとして、アメリカから有名なミュージカル俳優を呼び寄せたような作品。

 

だけどハリウッド映画にはないフランスらしさが出ていて、ボクはこの作品がとっても好きになった。フランス語の歌もいいよなぁ。ストーリーはシンプルで、田舎町のロシュホールを出てパリに移住しようと考えている姉妹が、生まれ育ったこの街で運命の人に出会う物語。

 

最初はすれ違ってばかりいた運命の相手と、最後には自然な流れで出会う。ラストシーンなんか、思わずガッツポーズをしてしまった。運命の人には必ず会える、と信じさせてもらえる映画だった。そしてこの双子の姉妹の母親にも素敵な再会がある。心がホッコリして元気が出る、とても気持ちのいい映画だった。

 

ミュージカルのいいところは、シリアス感が入り込む余地がないこと。突然歌い出すという非日常世界が続くので、深刻にならないのがいい。この映画で話題になる殺人事件でも、どこか明るく感じられてしまう。

 

この映画の冒頭シーンを見て思い出しのが、『ラ・ラ・ランド』だった。あの映画の冒頭のシーンは、この映画を意識したものだと思う。ミュージカル映画の代表作として、『ロシュフォールの恋人たち』がリスペクトされているからだろうね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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