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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.900

1年ほど前のこと。妻とJR六甲道駅付近を歩いていると、ある不動産店の広告看板が目についた。

 

大きな字で『事故物件』と記されている。おぉ、ついに事故物件が普通に扱われるようになったんや、と思って興味津々。ところが近づいてみると、『事故物件なみに安い』という物件の紹介だったw

 

事故物件というのは、自然死を含め前居住者が亡くなった物件のこと。当然ながら自殺もあれば、殺人事件もある。事故物件については、売買や賃貸の契約に際して告知することが義務づけられている。

 

ただガイドラインがきちんと作成されていないので、死因まで話すかどうかは業者任せらしい。売買価格や賃貸料が安いので、ある意味お得な物件であるのは事実。だけど商慣習として、おおっぴらに公表される段階にまでは至っていなかった。

 

だけど最近になって、あえて事故物件を紹介する業者が増えてきたそう。

 

入居者死亡の「事故物件」、若者が関心 仲介サイトも

 

日経新聞の記事。自然死のみを対象にした事故物件を紹介するサイトが立ち上がっている。評判は上々で、問い合わせが殺到している。日本は高齢化社会なので、当然ながら亡くなる人も増える。病気等の自然死なら、それほど気にしないという若い世代が増えているんだろう。

 

URなんかも事故物件を多く抱えているので、積極的に斡旋しているとのこと。URの場合なら1年間は家賃が半額。新生活を始めようとする若い世代なら、かなりお得な条件だと思う。

 

そして若い世代だけじゃなく、高齢者の問い合わせも多い。なぜなら65歳をすぎた単身者の場合、断れられる賃貸物件が多いから。空き家が問題視されている現状なのに、高齢だというだけで部屋を借りることができない。そこで事故物件が注目されている。

 

住宅を無駄なく利用するという観点から見れば、とてもいい方向だと思う。ボクも自然死ならそれほど気にならない。幸せに暮らしてポックリ亡くなったような方の部屋だったら、かえって縁起がいいかも。

 

でも自殺や殺人現場はいやだなぁ。死んだ人の念がどうしても残っているように思える。ヤバい事故物件にあえて住んでいる芸人さんの記事を読んだことがあるけれど、逮捕されていない殺人犯がその家に舞い戻ってくることもあるそう。それは幽霊より怖いと思う。

 

それで思い出したけれど、京都で固定電話を引いたとき、その番号にしばらく不審な電話が続いた。その番号を使っていた人(コウイチロウという名前)がかなりヤバいやつらしく、居場所を尋ねられたり、いまから行く、という怒り狂ったような電話まであった。

 

事故物件ならぬ、事故番号だったのかもねwww  死者よりも生きている人間のほうがヤバいということかもしれない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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