高羽そら｜たかはそら（作家、小説家）オフィシャルブログ

今朝、いままでにない面白い明晰夢を体験した。こんなこと初めてかも。

シチュエーションは様々でも、夢だと気がつくときは自力なのが普通。あぁ、これは夢なんだ、と自分のなかに気づきが起きる。ところが今朝の夢はちがった。

妻と一緒にいた。気分が良くて空を飛べそうな気がする。それで両手をバタバタと鳥のように羽ばたくと空に浮かんだ。ところがまだ夢だと気づいていない。アホだよねぇ〜www

それで気持ちよく空を飛び回っているとき、妻がボクに向かってポツリと言った。

「楽しそうでええね。そやけどそんだけ空を飛んでいて、なんで夢やと気づかへんの？」

その瞬間、空中で笑い転げながら夢だと気がついた。自分以外の誰かに夢だと指摘されたのは初めて。驚いたのと自分のバカさ加減に笑いが止まらなかった。数えきれないほど明晰夢を体験しているけれど、まだ初めてのことって経験するんだね。

せっかくこんな話題になったので、少し前のブログで書いた金縛りについて述べておこう。その記事は『金縛り体験のススメ』というタイトル。

金縛りは非物質体験の入り口だと書いた。そしてそれは『肉体が眠っていて、意識が目覚めている状態』だと。

実はこの状態になりやすいコツがある。金縛りは恐れるものではないし、むしろ楽しめる。だけど体験するには、肉体を金縛りになりやすい状態に持っていく必要がある。それはとてもシンプル。

『睡眠をたっぷり取る』

この一言に尽きる。言いかえれば、寝不足や睡眠負債が貯まっている人は金縛りを経験するのが難しい。

睡眠の目的はいくつもあるだろうけれど、もっとも重要なものは肉体を休息させること。だから簡単に目覚めると困るので、肉体は意識を睡眠の世界へ連れ去ってしまう。

だけど肉体の休息が十分になると、肉体が睡眠をそれほど必要としなくなる。そうなると、『肉体が眠っていて、意識が目覚めている状態』になりやすい。簡単にいえば、体外離脱をしようと挑戦しても『寝落ち』しなくなるということ。

ボクが体外離脱をほぼ毎日体験していたときの生活サイクルを紹介しておこう。夜は午後10時に眠り、午前４時に起きる。この段階で６時間は睡眠を取っているので、ほぼ身体は休息している。

そしてベッドから出てトイレに行き、１時間ほど瞑想する。ちなみに瞑想と体外離脱は関係ない。午前４時に起きても目を閉じればすぐに眠ってしまう。だから完全に目を覚ますため、時間がもったいないから瞑想をしていただけw

それから午前５時ころに二度寝する。この段階になると、まだ身体は眠ろうとする。６時間分しか休息していないからね。だけど意識ははっきりと目覚めている。つまり金縛り状態になりやすい、ということ。

これはボクのパターンなので、その人によって最適な方法を見つければいいと思う。たとえば週休２日の人なら、その１日をトライする日にあてる。とにかく寝る。昼寝でも朝寝でもいいから、これでもかというほど睡眠を取る。そして体外離脱にトライすると、金縛りが起きやすい。これはボクも経験済み。

毎日仕事でクタクタになって、あまり睡眠時間を取れない。残念だけれどそんな状況だと金縛りになりにくい。爆睡してしまうからね。

まれに精神的ストレスで熟睡できないとき、金縛りになることがある。身体は眠ろうとするのに、ストレスで意識が起きてしまうから。でもそんな意識状態だと、ネガティブな現象を具現化する可能性が高くなる。つまり自分が創り出した幽霊を見るかもしれない。

楽しい金縛りを経験したいのなら、十分な睡眠が必要だということを覚えておくほうがいいと思うよ。

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