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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.920

ボクが18歳のとき、コンビニのアルバイトでいつも緊張する瞬間があった。それは女性が生理用品をレジに持ってきたとき。

 

店のオーナーや先輩からは、さりげなく紙袋に包んでからレジ袋に入れるように指導されていた。だけどその<さりげなく>が難しい。

 

変に意識してしまうので、ついつい挙動不審になる。女性の触れていけない部分に関わっているような気がして、妙に緊張したのを覚えている。なんだかんだ言っても、まだおぼこい年齢だったということかも。

 

そんなレジでの気づかいは、現在でも続いているらしい。

 

生理用品を黒い袋に入れるのは日本だけ? 世界の友達に聞いたらなんかスゴイことに!

 

どうやらこんなことをしているのは日本だけらしい。海外の人に訊いてみると、違和感があるという答えが圧倒的だったとのこと。特にフランス人の女性などは、生理用品を黒い袋に入れるなんて女性蔑視だと声を荒げているそう。

 

たしかにそう取られても仕方ないかもしれない。恥ずかしいことじゃないのになぜ隠すのよ、ということだろう。女性の生理が忌むべきものだと、日本人は考えているという理屈になるんだと思う。

 

でもこれは微妙な感覚なんだよね。どちらかといえば、日本人らしい思いやりから来たものだとボクは思う。生理用品をというプライベイト感に満ちた商品を購入したお客さんに対して、他人の視線からガードしようという気持ちだろう。

 

深層心理的には、隠すことに対して女性蔑視の想いがあるのかもしれない。でも実際にレジに立っていたボクの感覚からすれば、相手のプライバシーを守るような気持ちだった。決して女性蔑視の感覚なんて持ちえない。きっとこのあたりは、日本人独特の考え方なんだと思う。

 

ただ現代の女性にアンケートを取ると、わざわざ黒い袋に入れなくてもいいと考えている人が多数らしい。女性の気持ちはわからないけれど、もしかしたらもう必要ないことなのかもしれないね。

 

ボクの経験からすると、生理用品より、もっともっと緊張する商品があった。

 

それはコンドーム!!!

 

野郎や中年の男性がレジに持ってくるのは気にならない。だけど18歳のボクにとって、若い女性がコンドームをレジに持ってきたときは、超、超、超、緊張した。急いで紙袋に入れようとするんだけれど、あせって余計に時間がかかってしまう。

 

それは頭のなかが妄想でいっぱいになっているから。だって18歳だよ。この女性がコンドームを使うシーンを想像しただけで、相手の顔を見られなくなってしまう。やっぱまだ若かったんだなぁwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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