高羽そらさんインタビュー

時間感覚が加速しているのかな?

時間は物理的時間より、心理的時間に支配されていると思う。同じ1時間でも楽しいことだと早く過ぎるし、退屈なことだと長く感じる。

 

このことは理解しているつもり。だけどボクの心理的時間が、どうも以前より加速しているような気がして仕方ない。だからその反動で、周囲の動きが遅く見えてしまう。そのズレがひどいときは、周囲の時間が追いつかない感覚があってイラつくこともある。

 

これは以前に妻とも話をしたことがある。妻も同じ感覚を覚えていて、周囲の動きがスロモーションのように感じることがあるそう。この感覚はよくわかる。本当にそうなんだよね。

 

現代は多くの情報が意識に流れ込んでくるので、それらをほどよく処理するために、心理的時間が早められているんじゃないだろうか? そんな気がする。

 

古い映画を観ると、そのことをよく感じる。特にアクション映画は、現代と時間感覚が明らかにちがう。今日観た映画は、まさにそのことを明確に感じた。

 

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『48時間』という1982年のアメリカ映画。エディ・マーフィーのデビュー作で、ボクはこの映画が大好きで何度も観ている。でもここ20年くらいは観ていなかった。

 

ニック・ノルティが演じる刑事のジャックが、脱獄犯を捕まえるために48時間限定で囚人の手を借りる。その囚人がレジーで、エディ・マーフィーが演じている。エディの演技は2年後に公開される『ビバリーヒルズ・コップ』を彷彿とさせるもので、相変わらずのマシンガントークだった。

 

だけど久しぶりに観て感じたのは、なんとも言えないスピード感のなさ。当時はこのテンポでも面白いと感じていたのは事実。でも同じ映画なのに、いまはのんびりと見えてしまう。そうなるとストーリーまでグダグタに思えてくる。

 

アクション映画というのは読んで字のごとく、アクションがメイン。だから公開当時は観客の意向に沿って作られているはず。でも『ミッション・インポッシブル』なんかと比べたら、驚くほど動きが遅く感じる。これは観る人間の心理的時間が当時とちがうからだと思う。

 

ところが同じ古いアクション映画でも、現代と同じように興奮させられる作品がある。それはアクションのスピードが早いというより、人間心理の核心をついているからだと思う。つまり本当に素晴らしい作品は、時代を超えて人間を感動させるんだろうな。

 

その時代だけに合ったものと、そうでないものとの差は大きい。人間の心理的な時間感覚が変化しても、常に人の心をゆさぶるのが名作と呼ばれるんだろう。すべての創作者が目指す、究極のゴールかもしれないね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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