高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.925

法律や規則というのは、理由があって作られている。自動車のスピードが制限されたり飲酒運転が禁止されているのは、交通事故を防ぐため。

 

だけどなんとなく決められている規則というものがある。誰が決めたのか、そしてどのような理由でそうなったのかが明確にされていないものがある。

 

その代表が校則。

 

ある中学校の取り組みがネットで話題になっている。

 

校則が消えた理由

 

東京世田谷のとある中学校では校則がない。それは一気になくなったのではなく、10年くらいをかけて徐々になくしていった。10年前に赴任した校長先生が校則に疑問を感じたことが始まりだった。

 

当時は靴下は白、セーターは紺色という校則があったらしい。校長はまずそのことに疑問を持った。きちんとしているなら何色でもいいじゃないか、というもの。だけど他の教師たちは、校則で決まっているからと生徒に厳しくあたっていた。

 

そこで校長が教師たちに尋ねてみた。なぜ靴下が白でないといけないのか?

 

誰も答えられない。理由はわからないけれど、校則で決まっているから、と言うだけ。では理由がないなら、そんなものなくしましょう、ということになった。

 

校則のひとつひとつを吟味していくと、明確な理由がないまま決められているものばかり。同じように無駄な校則を減らしていくと、気がつけば校則がなくなっていたということ。

 

これはなかなか面白い試みだよね。新入生にすれば生徒手帳に書かれている校則は絶対的なもの。それに対して異議をはさもうという気持ちなんてない。そして教師にしても、校則を水戸黄門の印籠にようにして生徒に押し付ける。そんな意味のないことがずっと続いていたということ。

 

決められたものだから無条件にしたがうべきという発想は、人間を思考停止に押しやってしまう。自分の頭で考えることがなくなり、周囲の空気に合わせようとするだけになってしまう。疑問を感じる人がいても、その声が届くことはない。

 

この試みが成功したのは、トップである校長が校則に疑問を感じたからだろう。生徒や教師が同じ行動を取っても、校長の頭がかたくなだったら却下されていたと思う。こういう記事はもっと拡散して、日本中の学校長に読ませるべきだと思うなぁ。

 

現在の日本における改憲論議も同様な問題をはらんでいるように思う。憲法は決められたものだから変えるべきでない、というのは思考停止している状態。現状の社会情勢をくみ、時代にあったものに変えていくべきだと思う。第二次世界大戦以後、憲法の改正をしていない国なんて、世界で日本だけじゃないだろうか。

 

法律や規則なんて、人間が決めたものに過ぎない。だから常に検証を重ね、適切なものに変えていく必要があると思う。この中学校のようにね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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