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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.946

今日でゴールデンウィークも終わり。Uターンラッシュのような状態が続いているので、今日も高速道路はあちこち渋滞するだろう。

 

そして悲惨な交通事故も起きている。普段でも交通事故は発生するけれど、お盆や年末年始等のラッシュのときはさらに事故が増えているような気がする。渋滞でイライラしていると、どうしても注意力が散漫になるのかもしれない。

 

人間が運転しているから、渋滞による疲れが事故につながる。だから自動運転になれば無駄な動きが減って渋滞が解消し、交通事故も減るんじゃないだろうか?

 

ところがそうでもないという予測が出ている。

 

自動運転車が渋滞税の導入を加速する

 

カリフォルニア大学の研究者によって、自動運転車で道路が占められても渋滞は減らないという研究結果が発表されている。自動であろうと車は車。それなりにスペースを取るので、基本的なものは変わらないということだろう。

 

そのうえライドシェアが普通になってくるので、無人の自動車が街を流している可能性が高い。駐車場に停めてコストを負担するより、適当に周回しているほうが顧客の要望に応えやすいから。

 

そこでこの記事のタイトルにあるように、渋滞税の導入が加速されるだろうという展開になる。まぁそうなるんだろうな。市街地に入るだけでお金を取られるのなら、ライドシェアに料金が加算される。個人所有の自動車でも余計な負担になる。必然的に流入する自動車が減ると予想される。

 

たしかにそうなのかもしれない。だけどそれでもボクは、自動運転車の導入を促進するべきだと思う。そして思っているよりも渋滞しないような気がするんだよね。もちろん条件があるけれど。

 

まずはAIによる道路状況の分析を通じて、適切な誘導体制が取れること。渋滞しそうな地域の予測をすべての自動車に通知することで、ある程度の渋滞が緩和できると思う。その通知を受けても流入してくる車にだけ、渋滞税を課せばいいと思う。

 

そしてもう一つの条件は、基本的に個人所有の自動車を認めないこと。ライドシェアを一般化させることで、電車やバスのような感覚で自動車を利用すればいいと思う。そうすれば全体の台数が大幅に減るので、渋滞緩和にかなり貢献することになるはず。

 

だっていまの道路を見ればよくわかる。渋滞している自動車のなかを見ると、運転手しかいない車がかなりある。ひとりのためだけに道路を使うのだから、渋滞するのは当然だろう。

 

だからボクはそれらの条件が満たされて自動運転に移行すれば、それほど大きな渋滞は起きないと思う。そして何よりも大きな利点は、交通事故が圧倒的に減少すること。アクセルとブレーキの踏み間違えで死ぬ人は限りなくゼロに近づくはず。居眠り運転も飲酒運転もなくなる。

 

人間はミスをする生き物であることを自覚するほうがいい。時間がかかるかもしれないけれど、交通事故がゼロになる日が来るのを心から願っている。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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