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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.963

やりたいことがあるのに、自分には難しい、とても無理だ、とあきらめてしまう人の気持ちはわかる。なぜならボクもそうだったから。

 

小説を書いて物語を完成させるなんて、特別な人にしかできないと思っていた。やりたい気持ちは常に持っていたのに、そのままズルズルと人生の貴重な時間を浪費してきた。

 

だけどやらざるを得ない状況になって一歩を踏み出すと、どうにかなるもんだと感じた。もちろん『売れる』作品にするためには、ゴールが見えずに果てしなく感じるほどの努力が必要になる。いまもまだもがいているし、おそらく書き続けている限りあがき続けるだろう。

 

だとしても始める前に感じていた『無理』という感覚は、大いなる錯覚だと確信している。それだけに、その一歩をもっと早く踏み出すべきだったと後悔している。だからとにかくやってみるべき!

 

それでも次の一歩を踏み出せない人にオススメの記事を紹介しよう。

 

シンプルなものだけが生き残っている

 

講談社の元編集者で、現在はコルクの代表をされている佐渡島さんの記事。新人漫画家養成のための講座を準備されているとき、イラストを担当されているデザイナーの言葉に心を動かされたそう。

 

「絵を描くなんて、簡単なことなんですよ。世の中に残っているものは、すべて簡単なもの。簡単で、たくさんの人が取り組めないと、そもそもその技術は、残らないのだから」

 

例えばお寿司に関しても、「チェーン店とか、スーパーの裏では、バイトの人が握ってるでしょ。やればできるようになるのに、難しいって言ってやり始めない人がほとんどなんだよ」と言って、このデザイナーさんは1年近くで寿司が握れるようになったそう。

 

「シンプルなものしか世の中には生き残らない。だから苦手意識を持たずにやり始めた方がいい」

 

この言葉を受けて、佐渡島さんはこう書かれている。

 

『挑戦をしても、ほとんどの人が出来ないほど困難なものであれば、そのジャンルは滅びてしまう。長期的な存在は、それ自体が簡単であることの証明になっているのだ。寿司を握るのが困難を極めるものであれば、寿司屋はとうに世の中から消えている。世界中で日本人以外が握る寿司屋があるなんてことも起きない』

 

勇気が出る言葉だよね。本当にそう思う。

 

やりたいことがあるというのは、すでにやっている人がいるということ。そしてそれが以前から存在するものだったら、必ず誰にでもできるはず。そのための根気や努力は必要だろうけれど、決して不可能なことじゃない。そう思えるだけで、次の一歩を踏み出せると思う。

 

『案ずるより産むが易し』ということわざどおり、まずはやってみることだよね。やってしまった後悔より、やらなかった後悔のほうがずっと辛い。やりたいことがあるなら、とにかくいますぐ行動するべきだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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