絶叫女とワキガ男の板ばさみ
先月のエド・シーランに引き続き、昨日はクリーン・バンディットのライブに行ってきた!
場所は大阪のZepp Osaka Bayside。JR大阪駅から15分ほどの桜島駅が最寄りで、USJのおとなり。
午後6時半開場なので、午後5時半ころにはこの写真の場所に立っていた。ライブはスタンディングなので、この段階から4時間ほど立ちっぱなし。オジサンには辛い状況だったけれど、普段から神戸の坂道で鍛えられているのでどうにかなった。
並んでいる人をながめていると、年齢層の中心は20代後半から30代前半くらいかな。ボクが平均年齢を上げているのは確実。ライブはサポートメンバーの女性ヴォーカルだし、メンバーの中心は同じく女性のグレースだから、男性ファンが多いかと思っていた。
ところが明らかに女性が多い。おそらく観客の半分以上は女性だと思う。クラシック音楽を背景に持ちつつ、ポップなダンスミュージックが女性に受けるのかもしれないね。美しいメロディラインの曲がほとんどだから、女性ファンのハートを射止めているのだろう。
ボクの整理番号は414番。スタンディングだけで2000人以上入れるライブハウスなので、まぁまぁ早い方だと思う。ようやく開場して強制的に払わされるドリンクの500円でビールをゲットして、すぐに客席へ向かった。
最前列はすでに人で埋まっていたけれど、中央のかなりいい場所をキープできた。ボクの前にできているのはせいぜい10列分くらい。ドームライブだったら、プレミア席のあたりだよね。そしてついにライブが始まった。
ね、ね、近いでしょう? こんな近くでメンバーに会えるなんて最高。そして驚いたのがオープニング曲。
事前に集めた情報だと『Symphony』を確実視していたけれど、なんと『Solo』で始まった! リリースしてちょうど1年の誕生日を迎えた大ヒット曲なので、こちらがオープニングになったんだね。いい意味で期待を裏切られて、最高のスタートだった。
サポートメンバーはヴォーカルの女性2人、ヴァイオリニストの女性、ベースギターやギター、さらにキーボードまで担当していた男性ミュージシャンの4人で、メンバーと合わせて7人で構成されていた。
こんな楽しい雰囲気で始まったのに、恐ろしいことが起きた。
まずはボクの左にいた20代くらいの男性。ライブが始まって彼がスマホをかまえたとき、恐ろしい第一波がボクの鼻に襲いかかった。それはワキガ。
想像を絶するほど強烈な匂いで、鼻がひん曲がりそうだった。その彼は頻繁に撮影をするから、そのたびにボクの鼻にツンとした悪臭が割り込んでくる。といっても身動きできないし、ライブが終わるまでひたすら耐えるしかなかった(涙)
そしてもうひとつ困ったのははボクの右側にいた二人連れの女性。こちらも20代くらいだと思う。
メンバーが登場したときだけでななく、ボクたちの前に近づくたびに絶叫する。まさに金切り声というやつで、ほとんど悲鳴に近い。ボクの右の鼓膜が破れないかマジで心配した。そして叫んでいないときは、ひたすら大声で歌を歌いまくっている。ちょと外れた音でwww
「おいおい、お前らの歌を聴きにきたんとちゃうし」とツッコミたくなったけれど、オジサンはひたすら耐えた。いや負けずに叫んで歌ってやった。おかげで自宅に戻ったときは、声がガラガラにかすれてたわ!!!
というとんでもない板ばさみだったけれど、メチャメチャ楽しんでアンコールを迎えた。メンバーがかぶりもので舞台に再登場したとき、となりの絶叫女が『かわいい〜〜〜〜〜!」と絶叫してたけれどね。
そしてアンコールの曲は予想どおりの『Rather Be』だった。
メンバーの中心であるグレースは、終始こんな笑顔だった。会場が盛り上がっているのを、とてもうれしそうにしていたなぁ。
ヴォーカルの二人の歌唱力はすご過ぎるし、ヴァイオリンのソロなんか素晴らしい演奏で鳥肌が立った。そして地味だけれど、男性陣の安定した素晴らしい演奏が、女性陣を完璧にサポートしていた。いやいや、本当にすごいバンドだわ。
そしてやっぱりライブハウスは音がいい。先日のエド・シーランの京セラドーム大阪でのライブは、音の反響がとても気になった。でも昨日のライブは音質が最高で、音楽を聴く環境としてこれ以上のものはないと思う。
ということで今年のライブは終わっちゃった。次はいつ、そして誰のライブに行けるかな?
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