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高羽そらさんインタビュー

予想を裏切られる1日だった

台風並みの低気圧が、今日近畿を通過した。神戸もかなりの風と大雨になるだろう、と昨日の天気予報。

 

本来は今日の土曜日が外出日だったけれど、その予報におののいた我が家は予定変更。木曜日に引き続いて昨日の金曜日も外出した。そして今日と明日の土日に引きこもれる体制を取った。

 

たしかに深夜から風が強くなり、今朝なんかまともに窓を開けらないくらいだった。だけど雨が降っていない。それどころか昼前には青空が見えていた。おいおい、予報とちがうやん。朝から予想を裏切られることになった。

 

それでも午後4時ころには、短い時間だけれどとんでもない雨と風だった。場所によっては警報も出ていたので、台風並みというのは正しい予報だったんだね。まぁ自宅で朝からゆっくり仕事ができたので、結果として昨日は外出してよかったと思う。

 

そして今日観た映画も、予想を裏切られる内容だった。

 

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『ハンナ』という2011年のアメリカ映画。主演は『ラブリー・ボーン』で幽霊の役を見事に演じたシアーシャ・ローナンだし、相手役としてアカデミー賞常連のケイト・ブランシェットだから期待していた。

 

そしてその期待を裏切らないスタートだった。ハンナは父と二人でフィンランドの森で暮らしている。電気のない生活で、少女だというのにひたすら狩と戦闘訓練に明け暮れる日々。まだ16歳のハンナは特殊工作員として働けるほどの技術と身体能力を持っていた。

 

やがて父が元スパイだとわかる。ある作戦に不満を感じて離脱したことで、CIAから命を狙われる立場だった。ところがそれは冤罪で、ケイト・ブランシェットが演じるマリッサの陰謀だった。ハンナは母のかたきをうつためにマリッサを狙う、という緊張感で物語が進む。

 

そしてハンナが拘束されてマリッサになりすました人物を殺して脱走するシーンなんか、『ミッション・インポッシブル』に負けないほどのスリル満載の展開だった。ところがそこから後半にかけてグダグダになってくる。

 

とてつもない戦闘能力を持つハンナが、マリッサの追っ手から逃げ回るだけの展開。そこへ中途半端な友情物語が入ってくるし、その展開を回収するエピソードもない。最終的にハンナがマリッサを殺すけれど、そこで終わってしまう。唖然とするしかない後半だった。

 

久しぶりに悪い意味で予想を裏切られた作品だった。これだけの名優を使っていながら、よくこんな映画を作ったなぁと驚いた。原作がない作品なので、物語を広げる余裕がないまま、俳優のギャラで予算が尽きたのかもね。前半が良かっただけに、かなりもったいない映画だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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