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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.995

ペットを飼った経験がある人なら、動物が人間の心を癒してくれるのを実感していると思う。特に犬や猫のように柔らかい体毛に触れることのできる動物は、手にその感触を感じるとヒーリングを受けているような気分になる。

 

ましてや一緒に遊んでくれたり、甘えてくれたりすると、それだけで生きる勇気が湧いてくる。だから動物セラピーというものが注目され、老人保養施設や障害者施設等において、動物たちが活躍しているのだろう。

 

そしてついに、動物セラピーはこんな場所にまで活動を広げている。

 

葬儀場に天使降臨 お祈りもできる「お葬式セラピードッグ」が癒しをサポート

 

それは葬儀場。身近な人を亡くして憔悴している人たちの心を、少しでも癒せるようにと始められた。記事から抜粋してみよう。

 

『オクラホマ州ノーマンにあるヘイブンブルック葬儀場で勤務を開始したのは、3歳の雄のゴールデンレトリバーのベニー。葬儀場で参列する家族をケアするための特別な訓練を受けた「お葬式向けセラピードッグ」だ。ベニーは州から正式に葬儀専門のセラピードッグとして認定されている』

 

葬儀場に動物がいるなんて、いままでの感覚ではあり得ない。だけど冷静に考えてみれば、それもアリかなと思う。このペニーは、参列する遺族にティッシュの入ったバスケットを持って回ったり、膝を曲げ頭を下げて「お祈り」をする事だってできるそう。そして落ち着いた佇まいで寄り添ってくれるとのこと。

 

たったこれだけのことでも、悲しみに沈む遺族にしたら心が和むんじゃないだろうか。けなげに接してくれるペニーに触れることで、言葉にできない癒し効果があるかもしれない。

 

悲しみを完全に癒すためには、その事実を受け入れるしかない。犬に触れたからといって、それで悲しみが消えるわけじゃない。だけど少しでも前に進むための推進力をもらえそうな気がする。とても素敵な試みだと思う。

 

ただ注意するべきことは多い。動物が苦手な人だっているはずなので、前もって了解を得る必要があると思う。もしかしたら故人が大切にしていた犬を思い出すことで、かえって悲しみが増すことだってあるかもしれない。

 

それから動物に過剰な負担を押し付けないこと。あくまでも自然な状態でセラピー効果があるように訓練するべきだと思う。動物にストレスを与えるようなことになったら、それは動物虐待以外のなにものでもない。

 

日本人だって動物が大好きだから、今後はこの方法を取り入れる葬儀場が出てくるかもしれないね。神聖な場所に犬を入れるな、と怒鳴りつけるような参列者がいない葬式に限られるだろうけれど。

 

ボクは自分の葬式をするつもりはまったくない。だけどもし葬儀場に動物が参加してくれるなら、キャットカフェのように猫まみれにしてほしい。そしてお経を読んでいるお坊さんの頭に乗っかったり、お供え物を食べたり、葬儀場を走り回ったりして好き勝手に暴れてほしい。それを見ているだけで癒されるわぁ〜!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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