高羽そらさんインタビュー

夢と現実世界の大きな違い

体外離脱でも明晰夢でもないけれど、ここのところ気に入っている意識の遊びがある。最適なのは朝に目覚める少し前かな。

 

ボクは90分ごとに目が覚めるという体質。タイミングよく起きる時間ならいいけれど、中途半端だと眠るかどうか悩むことがある。そこで起きるまでの時間が60分を切っている場合は、眠るのをやめてその遊びに切り替える。

 

起きる少し前だと、ノンレム睡眠になる確率が低い。つまり夢を見やすい意識状態になっている。そこで目を閉じて、夢の入り口を探索する。

 

このポイントはあくまでも『入り口』であること。完全な夢になってしまうと90分サイクルの睡眠に入ってしまう。だからギリギリのところで意識を保つ。ちょっとしたコツがいるけれど、この意識状態がめちゃ面白い。


これは入眠時幻覚と呼ばれているもので、変性意識の一種。だから、誰でも経験できる。

 

まさにヴィジョンの洪水という雰囲気。見たことのない景色が見えたり、この世のものとは思えない動物が話しかけてきたり、見知らぬ誰かと何かについて議論していたりする。もちろん眠っていないので、いつでも中断できる。

 

つまらないヴィジョンや不快な連中が現れたら、すぐにスイッチを切り替える。テレビのチャンネルを変更するような感覚。ときには書いている小説のヒントをもらえることもあるので、あわててスマホにメモをしている時もある。とにかく面白いんだよね。

 

この遊びを楽しんでいるとき、ふと感じたことがある。体外離脱や明晰夢にも共通すること。

 

それは明晰夢や体外離脱と現実世界との大きなちがいについて。

 

明晰夢世界も現実世界も、どちらもリアルな体験であるのは同じ。だけど根本的にちがうことがある。

 

明晰夢や体外離脱は、意に沿わない体験のときに変更できる。練習は必要だけれど、体験している世界の舞台装置をチェンジすることができる。映画の『インセプション』を観たことがある人なら、そのニュアンスをわかってもらえると思う。

 

そしてもうひとつ、緊急の場合にはシャットダウンできる。これは大きい。悪夢のような体験やトラウマになりそうな出来事の場合、明晰夢や体外離脱は強制終了が可能。自分の意思でその体験をストップできる。つまり目を覚ますか、肉体に戻ればいいだけ。

 

ところが現実世界でのシャットダウンはあり得ない。明晰夢なら料理をイメージして食べたら終わり。だけど現実世界は材料を買って、料理して、食べて、後片付けが必要になる。中抜きや放置ということがまったくできない。そうなればゴミ屋敷が誕生するだけ。

 

当たり前のことだけれど、この差は大きい。その理由を考えてみると、現実世界を支配しているのは『時間』だから。すべてのことに関して、時間に支配された初めと終わりがあって、その過程を省略することができない。

 

現実世界はシャットダウンできない。このことはしっかりと心に刻むべきことだと思う。それは必要なので、そうなっているんだからね。

現実世界におけるシャットダウン。それは自殺を指す。

 

自殺について、ボクはその是非を述べるつもりはない。人にはそれぞれ事情があるだろうから。

 

ただ『時間』という貴重な経験を放棄していることになるのは事実。明晰夢や体外離脱を経験していると思うけれど、この『時間』の感覚というのはかなり特異な経験だと思う。そこからしか学べないことがある。

 

だからまだ利用時間があるのに、システムをシャットダウンしてしまうのはもったいなぁと思う。まぁ、個人的な感想だけれどね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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