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高羽そらさんインタビュー

空想がお金になる時代

空想や妄想がお金になるとしたら、小説、漫画、映画等のコンテンツが最初に思い浮かぶ。といっても昨今はきびしい状況なので、お金になるのは一部の作品でしかないけれど。

 

ところがそんな空想が、いままでとちがったパターンでお金を生み出している。

 

Sci-Fiで描かれた“未来”が、 わたしたちの“現在”を変える

 

アメリカの起業家が、とてもユニークな事業を展開している。この企業については以前にも記事を読んだことがある。どうなるかと思っていたけれど、かなり本格的に事業展開しているらしい。

 

この会社がやっているのは、ある種のマッチング事業だと言っていいだろう。ただし、メルカリのようなものとは少しちがう。

 

ノウハウがあってもアイデアがない企業や組織に、SF作家が小説を書いて『イマジネーション』を提供するというもの。企業や組織が現有している技術や施設を前提にした物語を提供することで、新しい可能性を開いていこうとするもの。

 

よく考えてみたら理にかなっているよね。技術革新を牽引してきたのは、「こんなものがあったらいいな」という人間の空想から始まっている。自動車やジェット機などもそうだし、ネットやパソコンだって同じ。

 

この事業の核となるのは、「イマジネーション」を提供するのがSF作家だということ。ホラーやファンタジーの作家では無理。未知の技術であったとしても。科学的な論拠を有するアイデアでないと具体化させることはできない。少なくとも体外離脱や明晰夢をテーマにした小説は使い物にならないだろうwww

 

ボクもアメリカのSF作家が書いた小説を読むことがある。その緻密な事実の積み重ねによる物語は、空想であるにも関わらず絶対的なリアリティを感じさせる。専門家が読んでも突っ込みどころのないものだったら、企業や組織によっては本腰を入れたくなるアイデアがあるはず。

 

この記事でもいくつか例があげられているが、なるほどなぁと関心した。ちょっとゾクッとしたのは、NATOがSF小説を軍事利用しているということ。中国の特殊部隊の兵士を取り上げた小説などは、物語というよりはシミュレーションに近い気がする。

 

未来はこうなるかもというアイデアを作家から得ることで、新しい兵器の開発や兵士の訓練に反映されていくのだろう。逆説的だけれど、このことをテーマにした小説が書けそうな気がするくらいだよね。

 

どんなことも人間の想像力からスタートしている。エジソンの時代はアイデアを自ら具現化させなければいけなかったけれど、これからの時代はアイデアと実用化が分業されていくのかもしれない。とても興味深い記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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