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高羽そらさんインタビュー

絶対に負けられないゲーム

午後から秋の空気に満たされたてきた神戸。これで今年の夏は終わりかな?

 

風は涼しくて快適なんだけれど、ボクの頭のなかは煮えたぎっている。新しい小説の推敲に集中しているので、その熱がいつまでもくすぶっている。今月いっぱいは、楽しみつつも脳みそはグツグツと音を立ていることだと思うwww

 

こんなときは脳の吸収力が高まっている。つまり勉強に最適な状態だということ。ということで今日はこの映画を選んだ。

 

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『スパイ・ゲーム』という2001年のアメリカ映画。ロバート・レッドフォードとブラット・ピットというイケメン2人が共演している作品。

 

このブログで何度も取り上げている作品なので、映画の内容については触れない。ボクはスパイ映画としては最高作品だと思っていて、最低でも10回以上は観ている。それでも面白いし、いつも新しい発見がある。

 

映画や小説において、伏線というものは大切。あざとく感じさせず伏線をそっと張りめぐらし、それをスマートに回収する。この映画はその伏線の処理に関して、もっとも学べる作品だと思っている。

 

ロバート・レッドフォード演じるミュアーが、部下であるブラッド・ピット演じるトムをスパイとして教育する。そして現場でも経験を積ませる。ところがある出来事があって、トムはこの仕事に疑問をもつ。人の命をもてあそぶゲームだ、と。

 

ミュアーはその言葉を否定しない。この仕事はゲームだと認める。ただし彼はこう付け加える。「だが、絶対に負けられないゲームなんだ」と。

 

その言葉の意味するところは、ある意味恐ろしい。目的を果たすためには手段を選ばないということ。情報提供者の犠牲もやむを得ないということになる。

 

そんな非情なミュアーがCIAを定年退職するその日に、彼にとって最後で最大のゲームを仕掛ける。それは自分の部下であったトムの命を救うためのゲームだった。ゲームの相手は、なんとCIAという彼が所属している組織。それどころか彼は中国政府やマスコミ、そしてアメリカ軍までも動かしてしまう。

 

もしこの映画を観たことがない人がいたら、ラストの30分の展開に目が白黒すると思う。そのあとエンディングに訪れる爽快な気分とともに、すべての伏線が見事に回収されていることに気がつくはず。そして感動の涙が止まらなくなる。

 

ミュアーが言っていた「絶対に負けられないゲーム」の本質を知ることができる。まだ若いイケメン2人を見るだけでも、価値のある映画だよ〜!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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