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高羽そらさんインタビュー

寝た子を起こしたバカ息子

ボクは大学を出ると父が経営している会社で働いた。20代のその当時、『二世会』というグループに参加していたことがある。

 

父の会社が企業組合に属していた。その組合は京都の山科区と東山区の企業ばかりで、そこに『二世会』というものがあったから。読んで字のごとく、会社を継ぐであろう二世たちの集まり。

 

そのほとんどが、京都の清水焼の跡取り息子たちだった。特に目立った活動はしていなかったけれど、年に一度は旅行がある。二度ほど参加したけれど、なかなか面白い経験をさせてもらった。まぁ、あと継ぎゆえの苦労話が多かったけれどね。いまから思えばユニークな人が多かったなぁ。

 

二世の辛さは先代と比較されること。いい意味でも悪い意味でも比較される。やがては自分が切り盛りしてく会社や窯元だけれど、自分の代になる以前のしがらみが根強い。取引先や商売上の慣習等、何かと面倒なことが多い。ボクはそんなこんなが嫌になって、父親の会社を飛び出した脱走組だからねwww

 

もちろん二世ゆえに成功した会社もあるだろう。そうした面倒なことを乗り越え、新しいものを築いていける人はいる。ただ面白いことに、2代目というのや映画や小説で揶揄されることが多い。会社を潰すのは、たいていが2代目だったりする。

 

今日観た映画は、ロシアマフィアのバカ息子によって組織が壊滅してしまったという物語だった。

 

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『ジョン・ウィック』という2014年のアメリカ映画。写真のキアヌ・リーブスが主演している。かなりエグい映画なので、R15指定されている作品。たしかに子供には刺激が強すぎるけれど、ボクとしてはめちゃ面白い作品だった。

 

そのバカ息子はキアヌ・リーブスじゃないよ。彼が演じるション・ウィックは、妻を病気で亡くしたばかり。妻は彼にとってのすべてだったので、この先どうしていいのかわからない状態だった。

 

そんなとき、たまたま出会ったロシアマフィアのチンピラがジョンにちょっかいを出してしまう。そして彼を完全に怒らせてしまう。そのチンピラグループを主導していたのは、その組織のボスの息子。そのせいで、この組織は壊滅してしまう。

 

なぜならジョンの過去は、レジェンドと呼ばれている恐ろしい殺し屋だったから。殺し屋の世界で彼の名前を知らないものはモグリだと言われるほど。狙った相手の殺害をこれまでしくじったことはない。相手がどれほど恐ろしい組織でも関係なかった。

 

つまり絶対に怒らせてはいけない人間を怒らせてしまったということ。妻と出会ったことで殺し屋から足を洗っていたけれど、この事件をきっかけにしてジョンが復活するという物語。とにかく強いし、神出鬼没の殺し屋だった。

 

この映画には感動も学びもない。ただひたすらジョン・ウィックというキャラを楽しむ作品だと思う。それだけにハマってしまうと何度も観たくなる。とにかくキアヌ・リーブスの所作が機敏で美しい。人を殺しているのに、なぜか画面から目が離せなくなる。とにかくカッコいいんだよね。

 

『マトリックス』のネオを彷彿とさせる戦いぶりだった。まぁ、これだけの映画なんだけれどね。でも2017年に続編が公開されているから、かなりの興行収入を記録したんだと思う。ボクも機会があれば続編を観たいと思っている。

 

なぜなら続編の共演者は、『マトリックス』でモーフィアスを演じたローレンス・フィッシュバーンだから。久しぶりにこの二人の共演を観たい気がする。

 

あっ、でもそういえば『マトリックス』の第4弾ができるんだった。きっとその映画でも二人は共演するんだろうな。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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