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高羽そらさんインタビュー

大掃除をする本当の理由

毎年10月と11月は、我が家の大掃除の時期。昨日も書いたように1日置きで2時間以内の掃除なので、終了までかなり時間がかかる。

 

いまの段階で言えば、期間的には半分くらいかな。だけど労力が必要になるしんどいことを先に始めているので、精神的には7割以上は終わった気がしている。

 

さて、なぜボクは毎年欠かさず大掃除をするのか?

 

「そんなもん聞くまでもない。今年1年の汚れを取って気持ちよく新年を迎えるためだろう」とほとんどの人が思うだろう。

 

だけどそれは理由の一部でしかない。ボクにとって、それはかなり優先度の低い理由。この時期に大掃除をすれば、新年を迎えるころにはピカピカとはいかない。ある程度は綺麗だろうけれど、生活しているんだから多少は汚れる。だから別の理由がある。

 

簡単に言うとこうなる。

 

『怠惰な自分を鼓舞するため』

 

大掃除というのは面倒なもの。掃除は嫌いじゃない。その証拠に1年365日、毎朝掃除をしている。旅行や出張で外泊しない限り、必ず掃除をしている。それでも大掃除というのは、積極的にやりたいとは思わないほど面倒。

 

世の中には面倒なことが多い。その面倒なことを簡単に分析してみると、大きく分けて2つの種類があると思う。

 

(1)面倒だけれど、絶対にやらなくてはいけないもの。

 

(2)面倒だけれど、無理にやる必要のないもの。

 

(1)の代表的なものとしては仕事だろう。仕事なんて面倒なことが多い。だからと言って面倒だからやらないというわけにはいかない。それを拒否することは、その仕事を手放すことになる。

 

小説を書いていても、やりたくない面倒なことがある。たとえば小説を投稿するときの『あらすじ』を書くという作業。これはどの出版社も文字数を決めて求めてくる。

 

そもそも伝えたいことが簡単に書けないから小説を書いている。なのにそれを短くまとめろと言われても面倒なだけ。小説を書きながら、事実に関わる内容に関してまちがいがないかのチェックも必要。これもかなり面倒だけれど、避けられない作業になる。

 

家事だって(1)に該当するだろう。生活していくためには、最低限の家事が必要になる。面倒だからといって洗濯をしなければ、いつか着る服がなくなってしまう。たとえクリーニング店に持っていくとしても、そのために行動は必要になる

 

だけどあえて言えば大掃除は(2)にあたる。別にやらなくても新年は来る。日常的に掃除をしている人なら、わざわざ普段から見ないような場所を掃除しなくてもいいだろう。目に見えない部分だったらなおさら。気にしなければいいだけのこと。

 

だからこそボクは(2)の大掃除を自分に課している。なぜならボクは基本的に怠惰な人間だから。少しでも油断すると、ぐうたらしたくなるタイプだから。

 

その怠惰な性分のタガが外れると、(1)の面倒なことでさえ手をつけられなくなる。そうなると本当にやりたいことに支障が出てくる。面倒なことに向き合う癖をつけないと、それを避けるだけの人生になってしまう。

 

だからあえて(2)の大掃除を1年に1度はやっている。やらなくてもどうにかなる面倒なことを、あえて計画的にこなす。それも労力のかかる大変なことを優先して大掃除を始める。だから大掃除の早い段階で換気扇やキッチンの五徳掃除を片づけてしまう。

 

(2)の面倒なことをやりきったという達成感は、(1)の面倒なことが余裕に思える。どうしてもやらなければいけないことであっても、積極的な気持ちで取り組むことができる。その原動力となっているのは(2)の面倒なことをやりきったという自負だと思う。

 

自己満足なんだけれど、ボクにとってはとても大事なこと。だから秋になると重い腰をあげて大掃除に取り掛かる。それはすべて、自分のやりたいことを成就させることにつながっている。

 

さて、明日も大掃除を頑張るか。マジで面倒だけれどね〜〜www

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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