えっ、これってデマだったの!
ボクは中学生のころから近視になり、いまや乱視と老眼も入って三重苦を強いられている。できるだけ近視を進めないよう意識しているけれど、毎日パソコンやスマートフォンを使っているとそうもいかない。
せめて少しでも目にいい食品と思い、できるだけ『アレ』を食べるようにしている。
ところがとんでもない記事を発見してしまった〜!
『アレ』はブルーベリーのこと。毎朝ヨーグルトを食べるので、ブルーベリーだけで作ったジャムをヨーグルトソース代わりにしている。もちろん美味しいから食べているんだけれど、目のことも多少は意識していた。だけどそれがデマだったなんて……。
デマの発信源は第二次世界大戦中のイギリス軍。戦争も中盤を過ぎて、それまで劣勢だったイギリスの戦闘機が、急にドイツの戦闘機に勝利することが増えた。それは極秘に開発したレーダーがあったから。
このレーダーの秘密がドイツ軍に知られるのを恐れたイギリス軍は、兵士にブルーベリーを食べさせることで、暗いところでもよく目が見えるというデマを流したらしい。ネット社会のいまでは考えられないけれど、当時はそれでも効果があったのだろう。
ただそのデマはもっと奥が深い。ブルーベリーのアントシアニンが目にいい、というのはあとから変更されているそう。イギリス軍が最初に流したデマは、ニンジンのカロチンを食べると、夜でも目が見えるというものだった。もうめちゃくちゃやんか〜〜www
このニンジンに関するデマは、戦後になって公式に認められている。日本軍もビタミンAが目にいいということで、兵士に摂取させていたそう。でもそんなデマを流しながら、イギリス軍はちゃっかりと新しいレーダーを開発していたんだね。
ニンジンがなぜブルーベリーになったのかは不明らしい。いつしかカロチンがアントシアニンに入れ替わってしまった。だけど学術的な視点でも言っても、ブルーベリーが目にいいというのは根拠がない情報らしい。
ただ糖尿病予防を意識している人には、ブドウなんかを食べるよりブルーベリーが効果的だそう。まぁ、美味しいからいいよね。
でもいまだにブルーベリーが目にいいと信じている人が多いよなぁ。そんなサプリメントも販売されている。プラシーボ効果は見込めそうだから、信じている人にあえてこのデマについて話すことはないのかもね。ボクは知ってしまったけれど……。
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