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高羽そらさんインタビュー

人類の本能に期待するしかない

科学の進歩は繁栄だけでなく、破滅をもたらす要因にもなる。かなりビビる記事を読んだ。

 

人工ウイルスがテロ兵器になる日

 

テロといえば、自爆テロや銃の乱射が頭に浮かぶ。それは現状においてテロリストが使用可能だからであって、本来の目的は人間の命を危機にさらすこと。だからもっと効果的な武器があれば、そちらに移行するのは必然。

 

未来のテロリストが手にする凶器として、人工ウィルスが考えられるという記事。インフルエンザウイルスの遺伝子ゲノムは、約1万の文字列で表すことができる。遺伝子全体を考えたらたいしたことはない。鳥インフルエンザウィルスなら、付箋1枚程度でおさまるそう。

 

だから爆発的な殺傷力を持つ人工ウィルスを作るのは技術さえあれば可能になる。そしてその技術が実現しようとしている。比較的安価で、ゲノム編集ができる装置が近い未来に汎用化される。

 

だから普通の大学にそうした装置が置かれるようになり、ちょっとした知識があればゲノム編集ができてしまう。つまりテロリストにも使用可能だということ。さらに核兵器のように国家単位の規制を受けていないから、自由に人工ウィルスを作ることができてしまう。これはかなり怖い。

 

殺人ウィルスなら自爆テロの必要もない。誰かに感染させてしまえば、勝手に広がっていく。その危機をほのめかすだけで、国家組織を恐喝する材料になるだろう。爆発物や銃のように目に見えないものだからどうしようもない。

 

もちろん先進国もバカじゃないから対策は検討している。空気中のウィルスを監視する装置も研究されているし、ワクチン製造を促進する施設の増加も検討されている。ただ目の前に迫った危険ではないだけに、予算の獲得に苦労しているみたい。まぁ、そうなるだろうね。

 

とにかくボクたち一般人が心配しても仕方ない。テロが存在しない世界にならない限り、包丁でさえ武器として悪用される。だからテロ対策の専門家に任せるしかないと思う。

 

ボクが期待しているのは、人類が持つ『種の保存』という本能。これが働いている限り、想定外の脅威に対して何らからの対策が登場すると信じている。テロリストだって世界を滅亡させようとしているのではなく、自分たちの信条や利益を守ろうとしているだけ。

 

ただ『種の保存』という本能を超越するようなことが起きたとき、人類は滅亡してしまうかもしれない。そんなことは望まないけれど、人類の集合意識がそのことを選択したら避けられないだろう。それはそれで、人類の選択として受け入れるしかないのかも。

 

とにかく、人類の本能に期待しよう。それしかないように思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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